2024  0513  #-2


本日2件目のブログ報告は I さんの旧 CCR のネック交換作業です。

やはり初期型の設計と、最近の t.m.p のネック仕込み部の設定とでは少し設定が異なる為に現物合わせの作業が必要になります。

初期型はボディサイズが大きいのでネックの仕込み面積も2ミリほど縦に広く設定されてますね。


この個体は2006年製で、前回のブログで解説したオーバーエッジ構造のメイプルトップ、マホガニーバックのラミネートボディ仕様です。


当時の似たモデルがこうして同じタイミングで揃うことも珍しいですね。

但し、カスタムネックはネック端末厚も厚いので、ボディのネックポケットの深さも深める必要があります。


結果的にそれがネック端末断面とボディのネック受け断面との接面積の増加となってダイナミクスの増加に役立っております。


今日は組み上げの準備に時間を費やしましたが、明日セットアップに取り掛かります。