2024  0513   ヨコハマ 雨☔


昨晩は激しく雨が振り続けてました。

今日も小雨が降り止まずにいますね。


昨日までの塗膜硬化処理も進み、S さんの旧 CCR は今朝からの作業で無事終了出来ました。

旧 CCR は現状の CCR の一回り半大きなマスサイズ設定で、この個体の様にメイプル&マホのラミネートボディ仕様はセミアコ以上、フルアコに近い音圧を得られる様に設計したモデルです。


ですから、この CCR は以前はフロントハム仕様だったのですが、ぶ厚過ぎるフロントサウンドを引き締める為にピックアップをP90 仕様に変更してあります。

それでもハンバッカーに劣らない肉厚なサウンドを誇っています。



それだけの肉厚なサウンドも得られる様に設計したのが旧 CCR なんですが、ヒップサイズが大きいので、テレキャスター用ハードケースに収まらない為に、ハードケースに収まるサイズにまでサイズダウンしたのが、現CCR なんです。


また、この CCR のトップは外周のエッジがバック材のマホガニーより外側に突き出た構造をしてます。

ワタシはこれをオーバーエッジ構造と呼んで旧 CCR では頻繁に採用しておりました。

楽器のハイエンドの高音はトップの周辺エッジ部分の響きが強く影響しているので、そのエッジ部分をバック材から突き出た構造にする事で、エッジ部分が開放され、その結果ハイエンドが伸びやかに響くのです。



しかしこれも通常のケースに治らない要因と成りました。専用ケースを作っちゃえばいいんですけどねー

個人製作家には資金的にキビシイ。😢