雨濡やがて雨は止み光が差し込んでそして全てを照らすように優しく包み込む私はずぶ濡れのまま抜けられない長いトンネルに 迷い込んで叫んでる… 届く訳もなく…私には余すほどの手が差し伸べられてるのにどの手も掴むことを止めてしまったそれは私の心の蓋を誰も開けようとはしないから上辺だけの優しい言葉で繕って私をまた闇へ引きずり込む その手だれかを求めて辿り着いたのは 誰かの差してくれた傘今は雨に濡れても怖くないその傘の下で降り止む雨を眺めながらそんなことを思っているんだ