雨濡 | ‐快楽主義者の譫言‐

‐快楽主義者の譫言‐

日々の思ったこと、出来事、
忘れちゃわないように…

言いたい放題言うからね?


やがて雨は止み
光が差し込んで
そして全てを照らすように優しく包み込む


私はずぶ濡れのまま
抜けられない長いトンネルに 迷い込んで
叫んでる… 届く訳もなく…


私には余すほどの
手が差し伸べられてるのに
どの手も掴むことを止めてしまった




それは
私の心の蓋を誰も開けようとはしないから





上辺だけの優しい言葉で繕って
私をまた闇へ引きずり込む その手



だれかを求めて
辿り着いたのは 誰かの差してくれた傘




今は雨に濡れても怖くない




その傘の下で
降り止む雨を眺めながら
そんなことを思っているんだ