どうでもいい花し -6ページ目

どうでもいい花し

人に話すにはどうでもいいはなし。でも話したいんだよなぁ〜。そんなムズムズとした気持ちの解消のためのブログです。2019年5月そこはかとなくブログ再開。美術館日記でもつけようかな、と。

思うように読書がすすまぬ師走でした…
翻訳小説はしばらく遠慮したい😂
むしろ原文で読みます、ホント。

『ファイト・クラブ』チャック・パラニューク

映画がとても良かったので原作を読んでみた。
映画のほうがすっきりまとまっていて良い感じ。小説はやや説明的すぎる印象。
暴力性に注目しがちだけれど、実は自己啓発のメッセージがある物語。
もし、私がタイラーに銃を突きつけられて同じ質問をされたら…の答えをついに実行しました。(=仕事辞めました😂)
とりあえず映画がオススメ。主役の2人が好演すぎます。


『パターン・レコグニション』W・ギブスン

どこかでオススメされていた一冊。
すまない…全く好みでなかった。
あと、翻訳がいちいち気になった…。
とても疲れた…。
しばらく翻訳小説は読みたくない😂


『どつぼ超然』町田康

読書に疲れたところに町田康っていう、二日酔いにウイスキー飲んじゃうような、ひどい選択をしてしまった。
町田康も当たり外れ大きいからなぁ。
こちらは個人的にはハズレでした😂
もうやめようよ、こんなの!


小野不由美 十二国記 新作 全4巻(漢字変換面倒臭いゆえのこの表記😂)

読書に疲れ切った1年の締めくくりにふさわしい、素晴らしい小説でした。ありがとう😭
残りページの少なさに、そんな…、そんな終わり方ってあるの⁉︎と、涙ためながら読みました。
最後のイラストには、新しい歴史の1枚が戴笮史にやっと綴られたんだ、と解釈して安心の溜息をついて本を閉じたんですが、
他の方々の考察みてたら、あ…そっちの考え方の方が素敵だったわぁ…と少し恥ずかしく💦
でも個人的には、スタートを感じさせる自分の解釈が好きです😂笑
これからなんだぞ!って感じがあっていいじゃ〜〜ん(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
(議論構築苦手な雨吉です、どうも)
ほか、明かされてない部分、同じように気になっている人もいるようで。
今後の作品に期待ですね!
あー、楽しかった!
美味しい小説ご馳走様です!


2020年も良書に巡りあえますように🙏🏻
行ってきました。


鏑木清方の作品を新たに収蔵した記念に、国立近代美術館の所蔵する鏑木清方作品を一挙特別公開した展示。
ポスターとなってる《築地明石町》がニューフェイスだそうな。
この作品、鏑木清方の代表作とも言える美人画三部作の一部なんですが、長いこと行方不明だったとか。
そんなわけで「幻の」と冠してるみたいです。

鏑木清方は明治から昭和にかけての浮世絵師…と私はつい言ってしまうのですが、日本画家というほうがしっくりしますね。
(浮世絵版画も作っているんですよ〜)

展示作品はほとんどが絹本彩色の肉筆画。
清方らしい澄んだ空気の漂う美しい彩色を見ることができます。
透明感があってとてもきれいです。

12ヶ月の風俗を描いた「明治風俗12ヶ月」はため息が出るほどきれい。
薄い輪郭線と淡い色使いがとても素敵でした。

「幻の」三部作も、いつまでも眺めていられるくらいきれいでした。

美人画ももちろん素敵なんですが、個人的には端午の節句の贈答品として作成された桃太郎の掛け軸が好きです。
表装(掛け軸を貼っ付けるバックグラウンド)まで手描きになっていて、鯉のぼりの尾びれが表装から画の上へとはみ出してきているのがとてもいい。
ほっこりしました。


小規模な展示ですが、充分に愉しめる内容でした。
混雑具合は、休日14時前でチケット購入に20分待ち。
展示室内は、自分のペースで作品鑑賞するのがややきつくなりはじめる程度の混み具合でした。
(着物のマダム方のフィジカル強すぎゲッソリ



また、鏑木清方展のチケットでMOMATコレクション展も見ることができます。
日本画のち現代美術っていう妙ちきりんな組み合わせにはなりますが…
無防備に展示室入ったら、草間彌生作品が展示してあってぶっ倒れそうになりましたので皆さまご注意✋🏻
(草間彌生作品をみると三半規管が狂うのは私だけじゃないはず。…ぇ、私だけじゃないよね…?)
でも!明治〜昭和の展示室には川瀬巴水の作品がさりげなく、それもたくさん!展示されてたので、のぞいてみてラッキーでした。
(川瀬巴水も明治の浮世絵師です。風景画を多くてがけています。切り絵みたいできれいなんだな〜これが)
川瀬巴水もっとみたいなぁ
来年あたりどこかで企画展してくれないかしら_φ(・_・っと


最後に、
竹橋駅周辺はご飯や休憩できる場所が少ないので、今回は竹橋駅ではなく神保町駅から徒歩で移動してみました。

上・三色丼 ¥1000 税込
早くて安くてうまい。行動圏内にあったら間違いなくハードユーズする店。

美術館まで遠くない距離だったので、次また近代美術館に行くことがあれば、神保町駅や九段下駅を利用しようと思います。


あ、あと購入した絵はがき↓
端午の節句は葉書になってなかったよ…
例によって今月もあまり読めず…
こんな月もあるよねニコ

『誤訳も芸のうち』山本光伸
「作者と同じ距離で登場人物を観察する」という点はナルホド。
他は特になし。
それにしてもテキストの翻訳課題になっていたヘミングウェイの短編。著者の訳し方に一部疑問あり、モヤモヤ。
it をそう解釈しましたか…ううむ、という感じ。
文芸翻訳って、作者の感性に対する相性というか理解度も重要だよね、と改めて思った。


『にっぽん怪盗伝』池波正太郎
池波正太郎さん、久しぶりに読んだけど、やっぱり面白い。
短編の書き方が本当にうまい。
こうやって書くんだ!と毎回 勉強になる。
とても歌舞伎的なエンターテイメント性溢れる短編がつまっていた。
しばらくしたら池波正太郎にどっぷり浸かりたい照れ


『戯作者銘々伝』井上ひさし
安定の井上ひさしさん。
なんか読んだことある話ばっかりだなぁ、2度目読んでも面白いけれど。と読んでたら、あれです。『京伝店の煙草入れ』にここから短編が編纂されてたんですね。
何度読んでもうまい。脱帽。井上ひさしさんの筆の力は心から尊敬する。


『ブラウン監獄の四季』井上ひさし
エッセイ。
井上ひさしさんって、その生き方自体が戯曲みたいだなぁ、と思った一冊。
面白い人です、ホント。


『一粒の麦もし死なずば』ジッド
いつか読みたいと思っていたのをついに。
フランス文学。
これも訳による眉間の皺を作りながら😂
そのうち他作品も読みたい。


12月はもうちっと読めるといいな。
ちなみに今は、ようやっと手に入れた『ファイト・クラブ』をこれまた訳による眉間の皺に悩まされながら読み進め中。
1度 日本文学に戻りたいと思いつつ、これまたいつかは読んでみたいと思っていた『パターン・レコグニション』を入手してしまったんだなぁ。
頭の中がそろそろ痒くなってきました。
爽快な日本語が読みたいです…ショボーン