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どうでもいい花し

人に話すにはどうでもいいはなし。でも話したいんだよなぁ〜。そんなムズムズとした気持ちの解消のためのブログです。2019年5月そこはかとなくブログ再開。美術館日記でもつけようかな、と。

初訪問しました!


江戸時代に歌川豊春(うたがわ とよはる)から始まる浮世絵の派閥 歌川派。
明治に入り、派名こそ途切れたように見えますが、歌川国芳(くによし)から下る月岡芳年(つきおか よしとし)に続き、その気質は脈々と受け継がれています。

展示は、国芳門下の月岡芳年から派生する明治の絵師たちにフォーカス。
芳年以降では、水野年方(みずの としかた)→鏑木清方(かぶらき きよかた)→伊東深水 (いとう しんすい)なんかはよく知られた名前だと思います。
が、年方ともうひとつ、芳年からの系譜には右田年英(みぎた としひで)という絵師がいます。
この年英から続く系譜を「もうひとつの歌川派」として着目した展示でしたキョロキョロ
取り上げられているのは年英から先、鰭崎英朋(ひれざき えいほう)→神保朋世(じんぼ ともよ)

展示は右田年英の系譜へ流れるよう、国芳から順番に作品が並べられていました。
時代の変化につれて浮世絵の質が変わっていくのも感じられ、分かりやすい展示になっていました。


時代が近代化していき、写真や活版印刷の普及から浮世絵の需要は減り、絵師たちは専ら新聞挿絵などを手掛けるようになりました。
小説挿絵や雑誌の表紙、付録など、江戸期の人気を思うと少し寂しい活躍の場ではありますが…絵質がかなり違い、とても綺麗。
いわゆる大正ロマンな雰囲気が漂い、どこか少女漫画的と言いましょうか。
(そう感じたのは女性の絵ばかりだったからかな)
ぼやかした着色の仕方や柔らかな主線なんかが可愛らしさを放出してますね。

綺麗だなぁ…と溜め息ついちゃったのは鰭崎英朋。
少女漫画ですよ、ホントに。
可愛いきれい!(語彙力)

この人 実は 鏑木清方とライバル関係だったとか。
合作もしたりして、当時は2人とも人気だったようです。
鏑木清方は日本画家として名を残した他方で、挿絵画家を貫いたために歴史に埋もれてしまった英朋。

初公開の英朋作品「焼けあと」は吸い込まれるように綺麗な作品でした。


大正ロマ〜ンな絵も素敵なのだけれど、個人的にはお江戸なタッチの残る、新旧フュージョン浮世絵って感じの芳年の浮世絵が好きです。
そんな芳年のタッチを感じられる右田年英の「名誉十八番・もみじ狩」がとても綺麗で、展示作品の中では1番好きです🍁

ほか、印象に残ったのは 鏑木清方「春装」。
なんとアナタ、キューピーちゃんがいるのよ!


右田年英からの系譜は初めて見ました。
日本画ではなく、口絵であったために芸術性や文化性が重要視されてこなかったんでしょうね…
でも浮世絵のかつての在り方を考えると、挿絵・口絵としての残り方というのは(評価されにくいのは残念ではあるけれど)、とっても浮世絵らしい道だったのかな、なんて思いました。
流れ流れて今の漫画文化に発展したんだろうなぁ、なんて。



鰭崎英朋については、とっても興味を持ちました。
好きです、英朋の絵!

今月は、太田記念美術館で清方×英朋の企画展があるのでとても楽しみ♪
明治の浮世絵も面白いんだな〜
もっと色々な作品をみてみたいです照れ


平日昼前の訪問で混雑はなく、好きなだけ作品の前に留まれる自由度がありました。
展示数は多くありませんが、じっくりみて1時間半ほどかかりました。
さっとみたらそんなにかからないと思います。
入館料で併設の竹久夢二展も見ることができます。


昼ごはんは根津駅か東大前駅で探そうと思ったのですが、疲れたので併設のカフェ港やで。
野菜の甘みぎっしりカレー ドリンク付き ¥880 (税込)
(メニュー名はそのまま読んで注文する派です、ドウモ)
洗練されていないアットホーム喫茶で、緊張感なく利用できました。
やっと、行ってきました!



開館40周年を記念して、美術館所蔵のキチョーな肉筆画を大公開!という企画。
選りすぐりとあって美品だらけ。
とても見応えのある展示でした。

初期浮世絵から明治浮世絵まで、時代も絵師も幅広くピックアップされていました。 


菊川英山(きくがわえいざん)と渓斎英泉(けいさいえいせん)の美人画が個人的にはお気に入り♪
英山の美人画はホント可愛いんだ〜
もっと研究されて美術展への取り上げも増えて欲しいチュー

また、最近(個人的に)気になっている懐月堂派とその流れをくむ宮川派の画も見ることができ、大変に満足!
懐月堂派はなんと言いますか、独特のタッチで、他の浮世絵とはまた違う雰囲気がある。気がする。
主線の強弱や人物の捉え方が大胆で、かつ堂々としている。気がする。
とっても気になりますわん。
こちらも美術展への取り上げが増えて欲しい…もっと知りたい懐月堂派。


ほか、新しい発見としては歌川広重の技量の幅。
前々から広重は風景浮世絵よりも肉筆画や花鳥風月画のほうがずっと上手だと思っていたのだけど、今回展示されていた3幅の瀑布図には驚いた。
北斎顔負けやんけ!
流れ落ちる水と、清涼感のある淡い色使い。
マイナスイオン、きてます、こっちまで照れ
(この日光山の滝シリーズは太田記念美術館のホームページでも紹介されています)
肉筆画ならではの透明感がありました。


それにしても、(珍しく)混雑していて疲れましたショボーン
訪問したのは平日午前中だったのですが、主に高齢の方々で混み合ってました。
ポスターに謳われた「歌麿・北斎・応為」のネームバリューか、人がわちゃわちゃ。
好きな作品の前に留まれないぐらいでしたので、普段の太田記念美術館に慣れてる方はご注意✋🏻
美術館を応援したい身としては人で賑わうのは嬉しいけれど、もっとゆっくりじっくり鑑賞したかったな。


美術展は2/7まで。

肉筆画は版画と違って、絵師の本来の気質が出る気がします。
主線の運び方、色へのこだわり。
何より、肉筆画の多くはパトロンありきで作られているので豪華なものが多く、華やかです。
新年(といってもひと月たっちゃいましたが…)にぴったりの美術展だと思います。
今年の干支のネズミの描かれた作品も展示されていました。



昼ごはんは前々から気になっていたサーモン丼専門店 熊だ へ。
美術館からは徒歩8分ほど。
サーモン三種食べ比べ丼 ¥1,738 (税込)
メニュー看板から誘われる期待値よりも低い満足度のご飯でした。
コスパ悪いので再訪はしないな、sorry

新年から読書は進まず…😂
実家の本棚にある無害な自己啓発本や無害なライト小説だとか、面白くないからやたらと読むのに時間かかっちゃた、テヘ。
そわなわけで自分でも奇妙な取り合わせ


『カレイドスコープの箱庭』海堂尊
人気シリーズの1冊。
まあ、その、ちっとも好みでなくてね笑
ものっすごい読むのに時間かかった〜
吐血ッ ぐはぁ


『戦争における「人殺し」の心理学』デーブ・グロスマン
かねてから読んでみたかった1冊。
人が人を殺すという行為についてどうも腑に落ちない点があったのですが、この本で色々と納得。
誰も誰かを殺したくはないんだよね。


『夢を叶えるゾウ2』水野敬也
片付けをしたら出てきたのだけど、まるで読んだ記憶がない。
そこで読んでみたら、あぁこんな内容だったわ、って内容でした😂


『Think Clearly』ロルフ・ドベリ
実家にあった無害な自己啓発本😂
無害すぎてちっとも読み進まなかった笑


少しはマシな本を読まねばな!