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どうでもいい花し

人に話すにはどうでもいいはなし。でも話したいんだよなぁ〜。そんなムズムズとした気持ちの解消のためのブログです。2019年5月そこはかとなくブログ再開。美術館日記でもつけようかな、と。

太田記念美術館に行ってきました。
今期の展示は
『江戸の凹凸 ー高低差を歩く』



なんとなく「平坦な土地」というイメージの強いお江戸(=東京)。
ところがどっこい、意外と高低差あるんです。
高所からの景観や、その中で生活する人々の風景なんかをみて
現在の東京の地形を(主に高低差の点で)再発見しようじゃないか
という趣旨の展示です。

湯島天神や神田明神と言えば
「たしかに、あそこは高台になっているなぁ」
と想像しやすいかも。
そんな場所が描かれているんですな、浮世絵に。

展示は東京を10のエリアにわけて、
それぞれのエリアで描かれている浮世絵を展示。
高低差を感じる絵ってことで風景画が多く、そうなると必然的に広重さんが多くフィーチャー…
というかほとんど歌川広重作品でした。

ところどころで、広景の浮世絵が展示されていて
そのコミカルな物語描写と風景がとても面白かった。
以前に歌川広景の展示を太田記念美術館でしていたのだけれど
それは見逃してしまったんだよなぁ。
ぜひまた特集して欲しい。


高低差関係なく、印象に残ったのは
二代歌川広重の 名所江戸百景 赤坂桐畑雨中夕けい
雨にかすむ木々や、木立の描き方、
路を歩く人たちの様子がどこか絵画的で素敵。

それから、やはり広重といったら外せない
江戸名所百景 深川洲崎十万坪
ぐあっと迫力ある鷲を上部に配置。
そこから見下ろすように広がる深川洲崎の雪景色。
かっこいいんだ、これが。
なんとなく、広重さんは雪景色の風景と花鳥風月の絵がとても素敵だと思うの。
そういうわけで、この組み合わせは最高なんだな。
他にも雪景色を描いた素敵な作品が数点展示されていて、
それらも個人的には好みだった。


作品とともに地形図や現在の東京の対比写真なんかも展示されていて
見る人が見たら何倍にも面白い内容になっているんじゃなかろうか。
個人的には、見ているうちに高低差はもうどうでもよくなっていたよ。たはは

広重づくし。堪能したッ!

お茶は少し歩いてカネ十農園へ。

煎茶がとてもおいしく、癒されたひととき。
かなり気に入ったので、今後 太田記念美術館とセットで利用することになりそうな予感。
お茶好きな人におすすめ。


来月にかけて気になる展示情報もたくさん入手して
週末の予定がどんどん埋まってきている!
わ〜〜〜、楽しみだ〜〜〜〜!
(けど疲れた〜〜〜〜〜〜ショボーン笑)
OK僕には数字が風景に見える ダニエル・タメット


どこかの読書案内でみかけて興味を持ち、読んでみた。
サヴァン症候群の作者の自分史的内容。
すんごく面白いよ!と人にオススメしたくなるような本ではないけど、
作者の個性があたたかく、数字の見え方の話なんかは
うゎ〜〜面白いなぁ〜!こんな風に見えるんだ〜!
と感動した。


グッ七つの人形の恋物語 ポール・ギャリコ
ポール・ギャリコは『猫の教科書』しか読んだことなかったのだけど、『七つの〜』原作のミュージカルが好きだという知人の話を聞き、何となく読んでみた。
訳者もいいのだろうけど、子供向けの物語の雰囲気を醸しながら、これがなんと大人向けなんだなぁ!
人生を諦めた少女が人形使いとその七つの人形に出会い、人形劇の劇団員として旅することに。少女と人形との会話を主体に話は進むのだけど、誰が人形を操っているかを考えると胸が苦しくなるお話。
結末、果たしてそれで少女は幸せなんだろうか?とモヤっとしたのはワタシだけじゃないはず。
可愛らしい文体で進む、大人なお話だった。
ポール・ギャリコやるじゃん!
結果、図書館で『マチルダ』を借りることになった。しばらくはギャリコ三昧か?


グッ人間の証明 森村誠一


これもどこかのオススメ本にリストアップされてたのをやっと読んだかたち。
冒頭数ページで、あぁ、こういう系か…つまらなそうだなぁ…なんて思ったのだけど、すんません、面白かったです
自動車泥棒だとか元傭兵だとかコールガールだとか窓際風社員だとかそういう人たちがひょんな縁で繋がり、1つの事件に巻き込まれ団結していく話。
バラバラだった登場人物たちが出会っていく過程が面白かった。読みながら、早く出会え!早く出会え!って貧乏ゆすりしちゃう。
そんなわけで、出会った後の、事件と対峙する部分はオマケ的サイドストーリーとして楽しんだ。


グッ青春デンデケデケデケ 芦原すなお
これも同じくどこかのオススメ本リストからチョイス。
青春モノ、弱いんだよ、ワタシは。
仲間と1つの目標へと取り組んで、時の流れで別れを経験するってストーリー、弱いんだよ、ワタシは。
そんな経験してないから、羨望の入り混じった切ない気持ちになるんだろうなぁ。
田舎の男子高校生が、洋楽コピーバンドを結成して楽しく過ごす、というありきたりな設定ではあるのだけど、四国の方言だとか主人公の洋楽解説だとか、クセのある登場人物たちにグイグイ引っ張られて読んじゃうんたな、これが。
青春モノに弱い人にオススメ。


目まとめ
すんげーおもしろい!
というほど好みの本には出会えなかったけど、読んだ中から関連して読んでみたい本が数冊できたので、6月はそのあたりを攻めていきたい。
具体的には、ポール・ギャリコと、その巻末の読書案内にあったパウロ・コエーリョ。とりあえず、『マチルダ』、『ベロニカは死ぬことにした』、『11分間』を図書館で借りたチョキ

初めて松濤美術館を訪れてみた。

企画展示は『女・おんな・オンナ~浮世絵にみる女のくらし展』

浮世絵を通して女性の風俗史に触れてみようという展示。

(「風俗史」と言ったら私の知人が大いに勘違いをしたので、『生活史』と言い直したほうがいいかしら?😂



展示は紫色の絽地の小袖からスタート。(細かな刺繍が豪華で美しかった!)

江戸の初期から後期にかけての浮世絵や化粧道具(もちろん簪も!)、春画などが各テーマに分けられて展示されていた)

ファッションブックや町の美人番付帳なんかがあるのは面白かった。


最近少し気になっている 懐月堂派の絵も展示されていて(もちろん、美人図!)ちょい嬉しい。


武家の嗜みが庶民に浸透したり、稽古事に女性の師匠が出てきたり、江戸の中期ってきっと平和で豊かな時代だったんだなぁ

なんて思ったり。


当時の女性の生活(暮らしぶり)にもっと着目した展示かと思ったのだけど、

どちらかというと被写体としての女性、当時の装飾品といった印象の展示でした。

これはこれで面白かったけど。

個人的に印象に残っているのは

展示1発目の紫色の絽地小袖と

香道具一式、

それからお歯黒道具(なんだかとってもおおがかりな道具にみえたのだけど!)。

おまけでいうと、鳥文斎栄之の春画 『源氏物語春画巻 上巻』が豪華な仕上がりで、とても美しかった。

さらにおまけでいうと、鳥居清長の柱絵判を横に使った2枚の春画。

横長に細長い紙に大胆に描くんもんだから、なんだか面白い!

ほか、爆笑必至の春画多数あり、

うーむ、隣のおじさんは一体どんな気持ちでこの春画を見てるんだろうか

なんて別のこと気にしちゃったり。


鑑賞時間は1時間ほど。

おおいに楽しんだ!


美術館の建物もなかなか個性的で面白く、館内のあちこちに様々な形の金縁の鏡が設置されてるのが、なんだかとってもミステリアス。

建物は円筒形をしていて、中心部の空洞には噴水が湧いてたりしてどうも奇妙な感じの雰囲気。

そこも含めて、面白い美術館だった。


また気になる展示をしていたら訪れてみたい。



ちなみにランチは

ガレットリア


¥2,100 という値段におののきつつも食べる。

おいしかったけれど、やっぱり高いよなぁ

詳細はグルメブログのサイドウォーカーズで(【神泉】外観が日本じゃないガレット店"ガレットリア"で気取ったランチしてみた


神泉駅からの道中でみかけた

定食サトウ

が気になった。

次はここでランチ、かな?😂