「痩せたんじゃない?」
「ちょっと、痩せた?」
今日、何人かに、こう声をかけられた。
もちろん、私にじゃない。
年末年始の暴飲暴食以降、全く体重が戻らず、4キロ増えたままの私にではない。
声をかけてくれたのは、病院の看護師さんたち。
今日は、6週間ぶりの、ばーばのかかりつけ医への定期受診の日。
やっぱり、そう思われるのか?
毎日見てても、着替えさせる時に、私も感じていた。
腕が細くなっている。
丸い背中も、小さくなっている。
食欲は、決して衰えてはいない。
糖尿病が持病なので、たくさんは食べさせてはいないが。
糖尿病の薬が効いているからか?
食事の量を増やした方がいいのか?
結局今回は、薬は今までと同じ。
先生も、90代になろうとする高齢者の糖尿病患者への薬の処方には、迷いがあるみたい。
そうだよね。
長いこと糖尿病を患っていて、90まで長生きする症例は、町医者にはあまり経験がないのかも。
高齢化が進むと、今までの経験が通用しない患者が増えてくるんだろうな。