ただいまです。
ゆっくりバンコクでの観光・ゴルフ・ホテルステイを楽しんできました。
非日常の世界から現実の世界へ戻ってきました。
帰国後すぐに、ショートステイ先に電話をかけて、ばーばの様子を確認。
大丈夫そうなので、ホッとしました。
次の日、土曜日の朝にショートステイ先にお迎えに行きました。
私を見つけるなり、席から立ち上がろうとするばーば。
よっぽど、家に帰りたかったんだね。
担当の職員さんから、ばーばの入所中の様子を聞きます。
「夜は良く眠れていません。」
「食事は、毎食完食されています。」
「入浴も、嫌がらずに入っていただけました。」
「血圧は安定していますが、脈拍数が高いです。」
何はともあれ、元気そうで良かった。
ちゃんと歩けてるし、風邪もひいてないし。
ばーば、よく頑張ってくれました。
バンコク滞在中、介護のことをすっかり忘れられたか、というと、そうでもありません。
BTS(高架鉄道)に乗る時は、車椅子の人はどうやって駅のホームに上がるんだろう?って思ったり、ワットアルンを観光している時に車椅子を見かけると、観光地は大変そうだなぁと感じたり。
今にも折れそうな木の杖をつきながら歩いているおばあさん。
バンコクという都会で、観光客が行き交う高級なホテルの船着き場で、薄汚れた身なりでうずくまってる子どもたち。
どこの国の都会でも、見られる光景。
なんだか、いろいろ考えさせられました。
ただ、私はすごく恵まれた生活を送っているんだな、ということがわかりました。
日々の介護で、気持ちがすり減り、嫌になっていましたが、住む家が有り、食べるものに困ることなく、年寄りを預ける先もあり、働ける場所もある。
贅沢なことです。
会社で嫌なことがあっただの、ばーばのお漏らしで洗濯が大変だの、それらがすごくちっぽけなことだと思えてきました。
今回の旅は、考え方を変えるいいきっかけを与えてくれたと思っています。