西日本が大変な豪雨災害にみまわれたこの土日、我が家には横浜から「孫台風」がやってきていました。
台風のごとく、ピューっとやってきて、我が家中に可愛さを振りまき、癒しを残して去っていきました。(家の中も台風が去った後のようでしたが)
1歳8ヶ月、まだ小さいのに、こんなにもいろいろなことができるようになっているんですね。
私は、この1年8ヶ月、何をしていたんでしょうね?
はっきりと成長が見てとれる孫。
少しずつ少しずつ衰えが進むばーば。
何も変わらないように見えて、こちらも確実に老けていく私。
なんか、もっともっと1日1日を大切に過ごさないといけないなぁと感じました。
孫がおもちゃのバイクに乗って、部屋中を動き回っていたら、サッと自分の杖をどけて道を空けたばーば。
膝の上に抱っこして、本当に愛おしそうに孫の顔を覗き込むばーば。
日付けがわからなくても、少し前のことを覚えていなくても、幼い子供に愛情を持って接するその姿は、神々しく見えました。
日々、漫然と仕事と家事をこなしているだけの私。
介護だって、最低限のことをやっつけ仕事的にやっているだけ。
もっとばーばとの日々を、丁寧に大切に過ごしてみたいと思いました。
それは確かに理想だけど、
現実は、冷房の効いた部屋から廊下に出て
「あー、ここはあったかいわ。」
と言ったばーばに、カチンときた私です。
「あったかい」じゃなくて「暑い」んですけど。
いつまで、季節は「冬」だと思ってるの?
いつになったら、「夏」だと理解してくれるんだろう?
毎年のことだけど、こっちが汗だくで走り回っている時に、のんびりと椅子に腰掛け、冷房を「寒い」と言われると、ムッときます。
大人な対応をしたいけど、できませんね。