平日は、旦那の帰りが遅いので、いつもばーばと二人で夕方6時に晩ごはんを食べる私。
晩ごはんを食べ終わった後、私は食器を片付けずに席を立ち、
「ちょっと出かけるね、すぐ戻ってくるから。」
と、ばーばに声をかけ、旦那に買ってきてと頼まれていた焼酎を慌てて買いに行きました。
仕事帰りに買ってこようと思っていて、ついうっかり忘れていたのを思い出したんです。
近所のスーパーは7時には閉まってしまうので、慌ててました。
家からは、歩いて5分ほどのスーパーなので、ばーばはテレビ見てゆっくりしてるだろうと思い、買い物に行きました。
家に帰ると、ばーばはすでに自分の部屋にいました。
キッチンを見て、びっくり‼️
両手に杖を持たないと歩けないので、まずキッチンカウンターに食器を置き、それから立ち上がりシンクまで歩き、お皿洗いをしてくれたのだと思います。
一年ほど、全く台所に立つことのなかったばーば。
でも、長年主婦をやっていたので、身体が覚えているのでしょうね。
ふだん、私は食洗機に入れて洗っていますけど。
なんか、ばーばが手洗いしてくれた食器がいとおしく思えました。
やっぱりもっと私が余裕を持ち、ばーばと一緒に料理を作ったりすれば、まだまだできることが多くなるのではないか、そんな気がします。
世話をされるだけの立場よりは、誰かに頼られ必要とされていると感じることがあれば、前向きに生きられるのかもしれません。
これはあくまでも、うちのばーばの場合です。
無理強いしてやらせるのはよくないと思います。
今日のように、忙しそうな娘の姿を見て、自分にできることをしようと、自ら動くことは、素晴らしいと思います。
ばーばに
「お皿洗ってくれてありがとう。すごく助かったよ。」
と言うと
「はいはい、皿洗いくらいはできるでね。」
と、笑って答えてくれました。
なんか、ほっこりした気分になり、ステキな週末を過ごせそうです。