皿洗いしてくれました | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

平日は、旦那の帰りが遅いので、いつもばーばと二人で夕方6時に晩ごはんを食べる私。

晩ごはんを食べ終わった後、私は食器を片付けずに席を立ち、
「ちょっと出かけるね、すぐ戻ってくるから。」
と、ばーばに声をかけ、旦那に買ってきてと頼まれていた焼酎を慌てて買いに行きました。

仕事帰りに買ってこようと思っていて、ついうっかり忘れていたのを思い出したんです。

近所のスーパーは7時には閉まってしまうので、慌ててました。

家からは、歩いて5分ほどのスーパーなので、ばーばはテレビ見てゆっくりしてるだろうと思い、買い物に行きました。

家に帰ると、ばーばはすでに自分の部屋にいました。

キッチンを見て、びっくり‼️

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お皿が洗ってありました。

両手に杖を持たないと歩けないので、まずキッチンカウンターに食器を置き、それから立ち上がりシンクまで歩き、お皿洗いをしてくれたのだと思います。

一年ほど、全く台所に立つことのなかったばーば。

でも、長年主婦をやっていたので、身体が覚えているのでしょうね。

ふだん、私は食洗機に入れて洗っていますけど。

なんか、ばーばが手洗いしてくれた食器がいとおしく思えました。

やっぱりもっと私が余裕を持ち、ばーばと一緒に料理を作ったりすれば、まだまだできることが多くなるのではないか、そんな気がします。

世話をされるだけの立場よりは、誰かに頼られ必要とされていると感じることがあれば、前向きに生きられるのかもしれません。

これはあくまでも、うちのばーばの場合です。

無理強いしてやらせるのはよくないと思います。

今日のように、忙しそうな娘の姿を見て、自分にできることをしようと、自ら動くことは、素晴らしいと思います。

ばーばに
「お皿洗ってくれてありがとう。すごく助かったよ。」
と言うと
「はいはい、皿洗いくらいはできるでね。」
と、笑って答えてくれました。

なんか、ほっこりした気分になり、ステキな週末を過ごせそうです。






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