半年過ぎて | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

ちょっと更新を怠っていたこの間に、じーじが亡くなってから半年が過ぎました。


もう、そろそろいいかな?


仏事もだいたい終わり、新しい仏壇も購入し、お墓も建て替えた。


相続する物の手続きは、ほぼ完了。

(まぁ、相続人が私とばーばしかいないので簡単)

(もめるほどの貯金は無いし、文句を言う人もいない)



もうそろそろ、私も自由にしていいかな?


な~んて勝手に思い、金曜日、まずは会社の飲み会に参加。


むろんその間、ばーばは一人で家で留守番。


さすがに一次会で帰ってきたけど。



日曜日。


旦那と息子とゴルフ。


昼間はデイに預かってもらったけど、私たちが家に帰れるのは夜7時。


デイから帰ってくるのは、夕方5時。


デイの人に、玄関の鍵を開けて、家の中まで入れてもらうように頼み、

そこからはばーば一人。


ちょっとドキドキしたけど、家に帰ると自分でテレビも点け、

用意しておいたおやつを食べて留守番していてくれた。



できるじゃん!


「一人は嫌」

「立てない」

「歩けない」


じーじが亡くなってから、ばーばを一人にはできないと思い、ずっと一緒にいた。


でも、家に居る間中ずっと一緒だと息が詰まってくる。


聞きたくなくても、聞きたくない独り言も聞こえてしまう。



自分で排泄ができるうちは、少しの間は一人で留守番していてもらおう。


まあ、こんなことができるのも、私が実子だからだね。


留守中に、もしばーばに何かあっても、責任は私にあるわけだし、

そのことに口出ししてくる肉親もいないのだからこそ、できることなんだと思う。


世の中には要介護1で一人暮らしの人だっているわけだし、

今しばらくはちょっと自由にさせてもらおう。



デイやショートの時間以外、ずっと付きっきりでお世話をされてる人から見たら、

なんて楽でいい加減な介護だと思われるだろうけど、

このくらい手抜きでいいんだと思えるようになった。


「介護」が自分の生活のすべてである必要は無いし、

四六時中「介護」のことを考えてる必要もない。



少し距離を置くと、独り言も気にならなくなる。


独り言が、ばーばにとっての憂さ晴らしなら、それでいいんじゃないの?



じーじが亡くなって、半年。


ようやく、「介護」に携わってる以外の自分を、

取り戻せてきたような気がしてます。









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