ちょっと更新を怠っていたこの間に、じーじが亡くなってから半年が過ぎました。
もう、そろそろいいかな?
仏事もだいたい終わり、新しい仏壇も購入し、お墓も建て替えた。
相続する物の手続きは、ほぼ完了。
(まぁ、相続人が私とばーばしかいないので簡単)
(もめるほどの貯金は無いし、文句を言う人もいない)
もうそろそろ、私も自由にしていいかな?
な~んて勝手に思い、金曜日、まずは会社の飲み会に参加。
むろんその間、ばーばは一人で家で留守番。
さすがに一次会で帰ってきたけど。
日曜日。
旦那と息子とゴルフ。
昼間はデイに預かってもらったけど、私たちが家に帰れるのは夜7時。
デイから帰ってくるのは、夕方5時。
デイの人に、玄関の鍵を開けて、家の中まで入れてもらうように頼み、
そこからはばーば一人。
ちょっとドキドキしたけど、家に帰ると自分でテレビも点け、
用意しておいたおやつを食べて留守番していてくれた。
できるじゃん!
「一人は嫌」
「立てない」
「歩けない」
じーじが亡くなってから、ばーばを一人にはできないと思い、ずっと一緒にいた。
でも、家に居る間中ずっと一緒だと息が詰まってくる。
聞きたくなくても、聞きたくない独り言も聞こえてしまう。
自分で排泄ができるうちは、少しの間は一人で留守番していてもらおう。
まあ、こんなことができるのも、私が実子だからだね。
留守中に、もしばーばに何かあっても、責任は私にあるわけだし、
そのことに口出ししてくる肉親もいないのだからこそ、できることなんだと思う。
世の中には要介護1で一人暮らしの人だっているわけだし、
今しばらくはちょっと自由にさせてもらおう。
デイやショートの時間以外、ずっと付きっきりでお世話をされてる人から見たら、
なんて楽でいい加減な介護だと思われるだろうけど、
このくらい手抜きでいいんだと思えるようになった。
「介護」が自分の生活のすべてである必要は無いし、
四六時中「介護」のことを考えてる必要もない。
少し距離を置くと、独り言も気にならなくなる。
独り言が、ばーばにとっての憂さ晴らしなら、それでいいんじゃないの?
じーじが亡くなって、半年。
ようやく、「介護」に携わってる以外の自分を、
取り戻せてきたような気がしてます。