もう7月なんですよね。
早いものです。
今月には、じーじの百か日法要があります。
ついこの間、四十九日の忌明けを迎えたばかりのような気がするんですが。
さてさて、ばーばの近況報告です。
う~ん???
じーじが亡くなったことは理解はできているんだけれども、
なにしろ記憶にとどめておくことができない。
ばーばは、ばーばなりに、必死になって記憶しようとしている。
ノートに時刻とともに
「シッコに行きました。」
「晩ごはんを食べました。おいしかったです。」
「眠り薬を飲みました。」
などと、書いている。
その中に、時折
「じーじがおりません。」
「じーじがどこにもおりません。」
と書いてある。
ノートに書くだけじゃなく、朝起きると
「じーじがどこにもおらんのだけど?」
と、私に聞いてくる。
この言葉を聞くことが、私にとっては何より辛い。
死んじゃったんだから、居るわけないじゃん。
私は毎日毎日仏壇にお供えし、手を併せて供養しているのに、
なんでわからないんだろう?
こっちの気持ちに余裕のある時は、
「じーじは90歳で老衰で亡くなって、今は仏壇の中にいるよ。」
と優しく答えているのだが、朝の忙しい時に毎日同じことを聞かれると、
「どうしてわからないの?」
「ちゃんと毎日説明してるでしょう?」
「死んじゃった人を、生き返らせることなんかできないでしょう?」
と、声を荒げてしまう。
ばーばに、
「じーじがどこにもおらんのだけど?」
と聞かれると、なんだか
「私の大事なじーじを、あんたどこやったの?」
と責められてるような気がしてくる。
そして、ばーばは自分の部屋で一人で居る時、
独り言をしゃべっている。
だいたいは、トイレに行きたいんだけど、なかなか立ち上がれないから、
気合を入れるために、
「オシッコに行くよ。」
「ここでチビッたら怒られるで。」
なんて類のことを一人しゃべっている。
しゃべる相手がいなくなったから、独り言を言うしかないんだろうなぁ。
本当は部屋で一人で寝るのも嫌なんだと思う。
でも私は、夜中に何度もトイレに起きるばーばと同じ部屋で寝るのは嫌だし。
認知機能が衰えてくると、一人でいることが不安になるんだろうか?
昼間はほとんどデイで過ごしているんだから、夜くらいは一人で寝てもらいたいんだけど。
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