この一週間、毎日が日々何の変化もなく、普通に過ぎていきました。
相変わらず私は週4日パートで仕事に行き、
その間ばーばも週4日デイに行き、
夕方家に帰ると、晩ごはんの支度をし、
家事をして寝る。
夜中に起こされることも無く、朝までぐっすり寝て、
また起きて家事をして仕事に行く。
こんな、普通の生活ですが、これだけでもかなり疲れています。
自分で言うのも変だけど、良く今まで、これに加えてじーじの介護をしていたなぁ。
夜中も何度も起きて(起こされて)、四六時中寝不足で、
毎日毎日イライラして、認知症の爺さん相手に怒鳴り続け、
ビニール手袋はめて、うん○片づけをする。
今は、悪い魔法使いにかけられていた呪文が解けて、平和が戻ったみたい。
じーじっていうラスボスをやっつけたから、平和が訪れたのではなく、
『自分一人で、何もかもやらなければならない』
っていう呪文が解けて、正気に戻った感じ。
ばーばが夜中に眠れなくて歌っていても、スルーしている。
夕方6時に晩ごはんが間に合わなくても、開き直っている。
なぜ、じーじがいた時は、それができなかったんだろう?
どんなに疲れていても、6時までに晩ご飯を作り、
そうすることによって余計にストレスをため込む。
夜中も、じーじが起き出す気配を察知した段階で、下に降りていき、
トイレ介助をしたり、寝かしつけたりする。
これを一晩で何度も繰り返されると、最後はブチ切れる。
自分のキャパを超えて、無理をし過ぎていた。
今、無理をして在宅で介護をしている皆さん。
「白旗」を上げることを恐れないでください。
無理して無理して、我慢して我慢して、頑張って頑張ってやらなくていい。
「逃げる」ことができるなら逃げた方がいい。
今は平和ボケをかましている私ですが、これが普通の生活なんだと思う。
自分が一番大切。
その大切さを本当に理解していれば、もっと施設を利用して、自分の時間を作り、
自然にじーじの「老い」に寄り添うことができたのに、と思う。
今更終わってしまったことを後悔しても始まらないので、
ばーばの介護の段階が上がった時には、無理はしません。
今の平和ボケの生活が維持できなくなったら、在宅介護は終了するつもりです。