私はもうすぐ50歳。
でも、じーじは、まだ私が高校生か大学生だと思っているらしい。
今日、仕事から帰って来て、ダイニングで持ち帰った書類に目を通していると、
「お、今日も良く勉強しとるな~。」
と声をかけてきた。
女優っ気のある人ならば、
「そうなの。じーじがいてくれるおかげで良く勉強ができるわ。」
な~んて返せるんだろうけど、いかんせん演じることができない私は、
「うん。」
と、ぶっきらぼうに返事をしただけだった。
(否定しなかっただけマシだと、自分では思う)
「認知症の人の世界に合わせて、いろんな立場を演じることも必要」
って、俗にいう介護の教科書的な本には書いてあったりするけれど、無理。
どうしても否定してしまう。
高校生の娘が、あなたのお尻を拭いたり、うん付きリハパンを替えたりしないでしょ?
なんて、ツッコミを入れたくなる。
いつまでたっても、受け入れられないな。
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