私は高校生? | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

私はもうすぐ50歳。


でも、じーじは、まだ私が高校生か大学生だと思っているらしい。


今日、仕事から帰って来て、ダイニングで持ち帰った書類に目を通していると、

「お、今日も良く勉強しとるな~。」

と声をかけてきた。


女優っ気のある人ならば、

「そうなの。じーじがいてくれるおかげで良く勉強ができるわ。」

な~んて返せるんだろうけど、いかんせん演じることができない私は、

「うん。」

と、ぶっきらぼうに返事をしただけだった。

(否定しなかっただけマシだと、自分では思う)


「認知症の人の世界に合わせて、いろんな立場を演じることも必要」

って、俗にいう介護の教科書的な本には書いてあったりするけれど、無理。


どうしても否定してしまう。


高校生の娘が、あなたのお尻を拭いたり、うん付きリハパンを替えたりしないでしょ?


なんて、ツッコミを入れたくなる。



いつまでたっても、受け入れられないな。






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