今日は近くの総合病院へ、CT検査をするために行ってきた。
じーじじゃなくて、私。
会社の検診の腹部エコーで、「肝臓の血管腫の疑いあり」
ということで、再検査をする羽目に。
造影剤を入れての、CT検査。
いつもは、じーじやばーばの付き添いでしか病院に行かない私。
しかも、総合病院はとんとご無沙汰してたし。
迷路のような病院内を、案内されながらだけど、うろうろ。
そして、検査前に点滴。
たったこれだけのことで、病院が非日常の私は、うろたえる。
緊張しながら、CT撮影。
「息を吸って、止めて」
機械がしゃべる。
認知症の高齢者や、そんなことできないぐらい状態の悪い人だったら、こんなことできないよな、
なんて思いながら機械の指示に従う。
無事に検査は終了。
その後、結果をドクターから聞く。
このドクター、20代と思われる女性。
たぶん、研修医が終わり配属されたばかりか?
でも、当たり前だけど、とても聡明で丁寧でしっかりしている。
20代半ばの息子とはえらい違いだな~、なんて感心していた。
結果、エコーで指摘された6ミリの血管腫らしきものは、CTには映っておらず、
あると言えば2ミリ程度の嚢胞。
「肝臓・膵臓・腎臓・胆嚢、ともにきれいで異常なし。」
とのこと。
もうすぐ50代の私の身体。
調べれば、どこかに異常があってもおかしくはない。
でもね、こんなたいそうな検査をしてまで、ミリ単位の異常を見つける必要ってあるのかな?
ま、たとえミリ単位であっても悪性の物だったらいけないから、
検診では指摘し、再検査にするんだろうけど。
以前受けた人間ドック後の診察の、おじいちゃんドクター。
「胃のポリープ?こんなもの皮膚にできるいぼと一緒。老化現象。」
「首があるポリープなら問題なし。」
って言って、再検査にはしなかった。
長年の、臨床を積み重ねた経験からだろう。
ドクターって、経験がものをいう仕事だな、って感じた一日でした。
でも、再検査で白黒つけることができて、良かったです。