便秘は敵 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

昨夜はばーばとやりあってしまった。


きっかけは、いつもの件。


便秘。


晩ごはんを食べ終わった後、いつもならすぐにベッドに横になるのに、

昨日は何度もトイレに行ったり、リビングにやってきたり。


その気配がたまらなくうっとしいので、仕方なく一階に下りていくと、

手紙を持っていた。


ば 「あ~良かった。おったんだね。これ読んで。」


『あの便秘薬は飲んでもちっとも便が出ない。先生に電話して薬を変えて欲しい。』


また、始まった。


私 「あのね、便秘で苦しいのはわかるけど、明日は私は仕事だし、病院も休み。」

   「それに、先週病院に行ったばかりだよ。」

   「腹痛もなく便を出しやすくする薬を朝晩飲んでるんだから、それでいいじゃん。」


ば 「ダメ。あんな薬は偽もん。便秘薬じゃなくて通じ薬をもらってきて。」


私 「はぁ?便秘薬と通じ薬とどう違うの?」


ば 「とにかく便が出ないの。あんたがやってくれんだったら、私が自分で電話するでいいわ。」


ここまでは抑えていたんだけど、もうここからはお互い言いたい放題。


病院が悪いだの、あの先生はでたらめだの、

便が出ないことで、私も病院もすべてが悪いことになっている。


じーじのように何もわからなくなっていれば、逆に扱いやすいのだが、

一見言っていることがまともなだけに、たちが悪い。


ばーばの飲んでる薬、酸化マグネシウムにも欠点はあるし、すぐに便が出ないことも確かだ。


でもだからといって、便秘で苦しいことをすべて人のせいにしてしまうのは、

明らかに認知症の症状ではないか?


しかも、自分がいつ便が出たのか覚えているわけではない。


確かに、私が把握している限りでは四日間は出ていない。


昨夜は怒りで煮えくり返りながらも、床にはついたのだが、

今朝になっても私の怒りは収まっていなかった。


なのに、ばーばは昨夜のことは全く覚えていない。


頭にきたので、昨日の手紙を見せると、こんなこと書いた覚えがないと言う。


もう、わけのわからない二人の世話をするのなんか嫌。


でも誰も代わってくれないので、便が出るように牛乳・野菜ジュース・バナナを朝食に用意した。



仕事から帰ってくると、メモ書きが。



『昼ご飯食べた後、便出ました。ありがとう。』



ちゃんお礼は言ってくれるんですけどね・・・




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