比較的暖かかった今日。
近所の神社で厄払祭がありました。
前回米寿の時は、ちゃんと礼服を着て式典に参加し、その後行われた餅投げも見て楽しむことができました。
そして今日。
行こうかどうしようか迷っていましたが、このところとても調子のいいじーじ。
卒寿のお祝いをできるのは一度切り。
行っておけば良かったと後悔するのは嫌だったので、じじばば二人連れて神社へ。
式典前にひなたぼっこしているじじばば。
一応、本日も礼服着用のじーじ。
米寿の時は自分でさっさと歩き、社殿に上がっていけたじーじ。
でも今日は、靴も脱がせてあげ、片手には杖、もう片方は私がガシッと腕を掴んでようやく歩ける状態。
玉串奉納や参拝の儀式の間、キョロキョロすることはあったものの、最後までちゃんと座って、式典に参加することができました。
あれほど神事にこだわり、この神社にもたくさん賽銭を納め、毎日のように頼まれもしないのに境内を掃き掃除していたじーじ。
なのに、今日は全く何をやっているんだろう、という不思議そうな顔をしていた。
この二年間で、こんなにも衰えてしまっていたんだ。
これが神事に参加する最後になるだろうと思って参加させたが、じーじにとってはただ慣れない服を着せられ、寒くて疲れただけの一日となってしまった。
じーじのためじゃなく、私の自己満足に過ぎなかったようだ。
じーじのために良かれと思って私がやっていることが、本当にじーじのためになっているのか?
今後、こういう事が多くなると思う。
食べられなくなった時、動けなくなった時。
じーじ本人の希望を推し量り、それに寄り添うことが私にできるのだろうか?
いろいろ考えさせられた一日だった。
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