日曜日に横浜のホテルにて、無事に長男の結婚にあたっての、両家顔合せが無事終了しました。
いやぁ~、やっぱり初対面の人と会うのは緊張しますね。
本当はね、メッチャ男の子の母親としての愚痴を書きたいところだけど、
ここはあくまでも介護ブログ、ぐっと我慢します。
でも、ちょこっとだけ。
相手のお母様。
「本当に自慢の娘で、実家のある町からは一歩も外には出したくなかったんです。」
いやぁ~、そうおっしゃられてもですね、まだ大学院生であるうちの息子を
一人暮らししている自分のアパートに引き入れ同棲しているのは、
まぎれもなくおたくのお嬢様ですけど。
有り余るほどの学費をかけ、大学院まで行かせ、無事一部上場企業に内定が決まったと思ったら、
横からかっさらわれたと、被害妄想気味に考えてしまうのは間違いでしょうか?
まぁ、本人たちはとても仲が良く、とってもきれいな素晴らしいお嬢様であることは間違いないです。
私は姑なんだ。
姑って、古今東西、昔も今も、こんな気持ちなんだな、と思いました。
さてさて、介護が本題です。
私たちが出かけている間、二泊三日のショートに行っていたじじばば。
無事帰ってきましたが、ショート中にはいろいろ問題行動があったようです。
うちが利用しているショートの施設は、ユニット型の個室なんですが、
無理を言ってじじばばは同じ部屋にしてもらっています。
でも、しっかり料金はそれぞれ個室で取られていますが。
この個室、部屋の中からも鍵がかけられるそうです。
今回、鍵をかけることを覚えてしまったじーじ。
部屋に入る度に鍵をかけてしまい、でも自分で開けることはできず、
トイレに行こうと部屋から出ようとしても、鍵が開かない。
パニックになってわめき、ばーばを起こす、ということを夜中中やっていたそうです。
職員さんが、じーじがガチャリと鍵をかけ、布団に入った頃合いを見計らって、
外から鍵を開けてくださっていたようです。
本当にお世話様でした。
月曜日にショートの施設まで迎えに行った時、車いすに乗ったまま、
ず~っと何やらわめいているおじいさんを見かけました。
じーじは、そういうことはありません。
一見は、まともに見えます。
でも、今回の鍵のようなことを家でもやるんです。
家のトイレの鍵も閉めてしまって、出られなくなったこともあります。
今は、鍵が閉められないように、ガムテープを貼っています。
一見はまともに見えるけど、見当識がまるでなく、いいことか悪いことかもわからない。
でも、身体は動くし、手先も動く。
本当に厄介です。
認知症で体の自由がきく間は、とてもとても大変です。
ふと、我に返ると、つかの間の姑気分を味わったものの、自分は嫁である立場はどこへやら、
どっぷり娘として自分の両親の面倒を見ている現実。
立場変われば、ですね。
愚痴、封印します。
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