寝てちょうだい | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今晩はじーじが寝ない。

パジャマに着替えさせて、電気も消して、しばらくすると、下でばーばが怒ってる声がする。

放っておこうかと思ったが、ばーばの声が大きい事が気になり、下に降りていき、部屋を開けると、パジャマを脱ぎ、いつもの服に着替えていたじーじ。

「もう夜だから、パジャマに着替えて寝ようね。」
もう一度脱がせてパジャマを着せる。

また、布団をかけ、部屋の電気も消す。

しばらくすると、また階下でバタバタする物音が。

仕方ないので、また部屋を開けると、パジャマを脱ぎ捨てていたじーじ。

「もう夜だって言ったでしょ⁇寝るよ。」

またパジャマを着せる。

いったん部屋を出て、お茶を持っていったら、またパジャマを脱いでいる。

この時点で、堪忍袋の尾が切れました。

「夜だって言ってんのがわかんないの⁇今から寝るんだよ。一日中寝てばかりいるから昼も夜もわかんないのよ。」

脱ごうとしていたパジャマを無理矢理着せる。

格闘していたら、じーじも私も汗びっしょ
り。

あっ、暑いんだ。

このところ涼しい日が続いていたが、今晩はとても蒸し暑い。

クーラーは付けていたが、温度を下げてみた。

今私は二階に上がってきたが、階下は物音一つしない。

つまりは、暑くて寝苦しいから寝れなかったんだ。

パジャマを脱ぐだけならマトモな人だが、日常の一連の動作で、
「パジャマを脱いだら服を着る」
これがインプットされているから、服まで着てしまう。

そして、余計に暑い。

でも、暑いとも言えない。

認知症の人の問題行動には、何か意味がある。

でも、いつもいつもそれを汲み取ってあげるだけの、気持ちの余裕がない。

ようやくじーじが寝たようなので、私も寝ます。

おやすみなさい。

あ~、今日も疲れた。


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