腑に落ちない事 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

介護認定調査の前にケアマネさんが来てくれた時、昨年の調査結果を見せてもらった。

認定調査員によると、ばーばは認知症の欄にチェックがなかった。

調査員の結果だけでは、要支援2だったようだが、主治医の意見書でようやく要介護1となったらしい。

まぁ確かに、名前や生年月日・季節・今日の日付(カレンダーを見れば)等は答えられる。

記憶力に関して、今回私は
「昼寝でさえ、一旦寝るとそれまでの記憶がリセットされてしまうんです。」
と強調してみた。

すると
「急に怒り出したりとか、性格が変わったような事はありますか?」

「いいえ、そのような事はありません。」

「病気ではなく、年齢による認知能力の低下のようですね。」

左様でございますか。

昼ごはんを食べた事は覚えている。

何を食べたかは、覚えていない。

弟が亡くなった事は覚えている。

何の病気が原因で亡くなったのかは、覚えていない。

そして、繰り返し何度も同じ質問をし、同じ話を何度でも繰り返す。

壊れたテープレコーダーのように(古っ)。

これだけでさえ、毎日だと結構ストレスになる。

でも、老化によるものなんですね。

確かに、認知症の診断はされてませんけど。


ばーばの妹は膝に人工関節を入れている。

手術後は痛みもなく、さっさと歩ける。

でも、障害者だ。

ばーばは自分の関節だが、軟骨はすり減り骨と骨が直接合わさってる状態で、四点杖二本使いでようやく歩ける。

障害者とは認められない。

今さら手術は、高齢だという理由でできないらしい。

元々本人は、手術をする気はなかったが。

なんか、不公平じゃない?

物忘れはあっても、認知症と診断されなければ、要介護度は低くなる。

まともに歩けなくても、人工関節でなければ、障害者認定もされない。

娘夫婦と同居しているから、税制面でも制度の恩恵にはあずかれない。

別に要介護度を高くしてもらいたい訳ではない。

でも、世の中腑に落ちない事が多い。



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