天国と地獄 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

昨日はプチ切れ、今日はブチ切れ

朝から何度網戸にしても、すぐにガラス戸も閉める。

部屋の入り口のふすまも完全に閉める。

なんで⁇この暑さなのに。

今日はクーラーより、自然の風の方が気持ちいいだろうと思って開けてるのに。

しかも、私は午後からばーばの介護認定調査のため、仕事休んで家にいるって言ってんのに。

不毛なバトルを繰り返した後、諦めたのかいつも通り朝寝をしていたじーじ。

10時過ぎにトイレに行く気配がした。

私は、何も気にも止めずに、布団干したり、いろいろ家事をしていた。

ばーばは、ダイニングでのんびりおやつを食べていた。(さっき朝ごはん食べたとこだけど)

家事を片づけ一階に降りて行くと、じーじの姿が見えない。

まだトイレか?と思ってトイレを覗くと、そこは惨状でした。

便器の下に漏らしたうん○を、ノーパン姿でスリッパや靴下で拭って(イヤ、なすりつけて)証拠隠滅を図っていたじーじ。

隠せる訳ないでしょ?

トイレの中は、あちこちにべったりうん○が付き、悲惨な状態に。

特に床は、うん○だらけ。

うん○付きの両手をガシッと掴み、風呂場へ直行。

抵抗するので、頭にきて、三発ほど平手打ちを喰らわす。

怒っても叩いても意味ない事くらい、重々承知。

でも、そうしないと怒りの持って行き場がない。

腹が立って腹が立って、情けなくて情けなくて、なんで父親だった人がうん○をなすりつけたりするんだ⁇

介護は地獄だ。

でも仕方なく、身体を全部洗い、着替えさせてから、トイレ掃除にとりかかる。

汗がしたたり落ちるけど、手にはめたビニール手袋はうん○まみれで、汗を拭くこともできなかった。

小一時間ほど、徹底的にトイレ掃除をした。

こんな事でも集中していないと、怒りがおさまらない。

何食わぬ顔で、昼ごはんを待つ二人。

その後、平静を装い、昼ごはんを食べさせ、片づけをして、認定調査員の人を待つ。

対象がばーばなので、たいして特別に聞いてもらいたい事もなく、現状維持の要介護1判定が出れば、なんの文句もない。

認定調査員の方がみえ、いろいろばーばに質問をし、私に向かって
お孫さんですか?

この一言で、天国へ。

イライラは吹っ飛び、
「そんな訳ないです、娘ですよ~。」
とニヤニヤしながら答えた私でした。


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