お散歩 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今日は久しぶりに暖かい。
風もないし、日なたはぽかぽか。

私も休みだったので、ものすごく久しぶりに、じーじとお散歩に行って来ました。

郵便局に用事を済ませがてら、ぐるっと近所を一周。

途中で会ったのは、犬を連れてお散歩の人、学校から帰ってくる低学年の小学生、それを見守るボランティアの人、買い物帰りのおばさん。

でも、ジイさん連れて散歩してるのは私だけでした。

じーじはものすごくゆっくりだけど、杖も持たずに歩ける。
私は歩調を合わせる為に、モデル歩きや花魁歩きをしてる。
以前、これをやってて足をくじいた事があった。

我が家があるのは坂道の途中。結構健常者でもキツイ傾斜。

じーじは、何度も坂の途中で立ち止まっては、少し前を歩く私を訴えるような目で見る。

「ダメ、ダメ。車は取りにいかないよ。もうちょっとだから、頑張って。」

まるで、抱っこをせがむ幼児みたい。

年を取るとホントに赤ちゃんに返っていくんだね。

暖かい日差しの中、もう90歳に手が届きそうなじーじとお散歩できるのは、幸せなんだろうな。

家に帰ると、かってに冷蔵庫からプリンを出して食べているばーばがいた。

かってにこんな事ができるのも、幸せな事なんだよね。

ふぅ~。


こんな私にぽちっと応援を。

にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ

にほんブログ村




人気ブログランキングへ