夢か現か幻か | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今日、階下の物音で目覚めたのは、午前2時半だった。

(え~、月曜日だよ。仕事だし、デイサービスにも行かせなきゃいけないし、ちゃんと寝かせてくれよ~)
と、一瞬シカトしようと思ったが、しかたがない。

上着だけ羽織って下に降りて行くと、ダイニングは電気が付いていて、いつもの定位置にじーじが座っていた。

「誰もお茶入れてくれんし、メシも食わせてくれん。」
と、怒っている。

誰が真夜中にお茶入れたり、メシ食わせたりするんだ、と怒りマックスになるところだが、とにかく寝てくれないと困る。

熱いお茶だけ入れ、
「まだ真夜中だよ。今起きてるのは、オバケと泥棒だけだよ。」
と言い、部屋に連れていき、布団を掛け寝かせる。

その後、私も二階の寝室に戻って寝ようとしたが、一度起きてしまうとなかなか眠れない。

階下でも、ふすまを開けたり閉めたりの物音が続いていた。

外では新聞配達のバイクの音がしていた。もう、午前3時半か。

しばらくウトウトして、目が覚めるとじーじが私たちの寝室の窓を開けようとしていた。

「何やってんの⁇まだ真夜中だよ。」
と、大声で怒鳴った。

すると、びっくりして起きた旦那の顔が。
「何、寝言で怒鳴ってんの⁈」

寝ぼけていたようです、私。

でも、すごいリアルだった。

このところ、風の音も、車の音も、電車の音も、全部じーじの声に聞こえていたが、遂に幻視まで現れたか。

いや、もしかしてじーじの生き霊か?

なんだか実は随分参ってる、私です。



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