後ろ向きな言葉 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今日いつものように4時に仕事から帰るとばーばが定位置にいない。

いつもはダイニングに居て、お菓子をバリボリ食べているんだが、今日は部屋にこもってふて寝をしているらしい。

夕食時に呼ぶと、ようやくやって来て
「ばーばはすっかり年とったでイカン。今までよう面倒みてくれた。まぁ、いつあの世に行ってもいいで」
と、普段は決して口にしない言葉を言う。

どうしたんだ⁇
いったい私が仕事に行ってる間に何があったんだ⁇
じーじと何かもめたのか⁇

オシモ関係で何かやらかしたのか、と思いトイレを確認するが別段変わったところはない。

いつもは元気に「おかえり」と言ってくれるばーば。
私の息子たちの「嫁さんの顔見るまでは死ねん」と前向きなばーば。

いろいろ母と娘の確執はあるものの、私はばーばを頼りにしている。
じーじの介護ができるのも、ばーばが元気でいてくれるからだ。

じーじを残してばーばが先に逝ってしまうなんてことがあったら、とんでもないことだ。

台所には私がメモしてお願いしたとおり、キレイに皿が洗ってあった。

まだまだ大丈夫だ。
私はまだまだ、あなたの娘でいたい。

だって、こんなにキレイに塗り絵ができるんだよ。
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習字だって、こんなに上手に書けるんだよ。
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