もう二度と入院はさせない | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

肺炎治療の為、毎日点滴をすることになったじーじ。

さすがに、毎日通院で点滴するのは、本人も私も大変、

ということで、急きょ訪問看護をお願いすることに。


この訪問看護、時間でかかる費用が変わってくる。

じーじの点滴は全部終わるまで、約一時間かかるものだった。

そのため、ちょっとせこいが、訪問看護は30分以内とし、点滴終了後は私が針を抜くことに。


在宅介護はこんなことまでするんだなぁ、と思った。


でもこの時、私には決心したことがあった。

それは、じーじが歩ける間はもう二度と入院はさせない、ということだ。


安心できる自宅で、トイレにも自分で行くことができ、充分な睡眠もとることができる。

訪問看護で、治療も受けることができる。


今はまだ通院もできるが、それも難しくなったら往診もしてもらえる。



去年の秋、じーじがひどい貧血であることが分かった。

着替えをするだけで息切れしていた。食欲も低下し、体重も随分減った。


この時かかりつけの先生は、

「貧血の原因を特定するには、大きな病院で入院・検査したほうがよいのでは?」

と言ってくださったが、じーじの歳で、痛い検査をしてまで原因を追究する必要はない、

と思い、対処療法のみお願いした。


患者の家族の要望を聞き入れてくださり、適切な診断と治療をしていただいたおかげで

じーじはまた元気になった。

食欲も戻り、体重も少しだが増加した。


果たして、入院していたらどうだったろう?


かかりつけの先生は、血液検査の結果やCT画像の結果だけでなく、

目の前のじーじを診てくれる。


普段通っていない大きな病院では、データだけで判断される。


入院して夜中に騒ぐとなれば、すぐに興奮が抑制される薬が処方され、飲まされる。


じーじの寿命がある限り、在宅で頑張ってみようと思う。

(時には毒も吐くけどね。)



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