じーじとタバコと入院 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

肺炎を発症したじーじは、かかりつけ医から紹介された、国立の認知症やら長寿やらを研究している病院に入院することになった。


ちょうど、今から一年半くらい前のこと。


CTや血液検査の結果、軽い肺炎とのこと。

ただし、長年の喫煙のせいで、肺の右下が腐っている(病名は肺化膿症)と。
本来、酸素を運ぶ役目の血管も、用をなしていない。


しばらくは入院となるが、家に帰れるかどうか?

三か月くらいしか持たない可能性もある、と。


とりあえず、点滴治療をすることになり、入院。


この時私は、気楽に考えていた。

じーじは病院に任せておけば安心。ばーば一人だけだったら、介護は楽ちんだ。


でも、甘かった。病院は患者を丸投げできるところじゃないんだね。


入院させた翌日の朝、病院から電話が鳴った。


「娘さんがずっと付き添うことはできますか?特に夜は看護師の人数が少ないので。」


「ずっと付き添うことはできません。病院って完全看護じゃないいんですか?とりあえず様子を見に今から行きます。」


と電話を切って、病院へ。


じーじの様子はとてもひどかったらしい。


じーじは個室だったが、部屋にトイレがなく、トイレを探すために病院中を歩き回る。

自分の部屋もわからないので、ほかの人の病室に入りベッドで寝てしまう。

女性の病室まで入り込む。

家に帰ろうと思ったのか、エスカレーターで一階まで下りてしまう。


結局、何度入れても点滴も勝手に引きちぎり、夜中ほぼ一睡もせず歩き回っていたらしい。



朝私が行ったときには、疲れ果てて寝ていた。


これでは治療どころか、ますます疲労で肺炎も悪くなってしまう。


そしてたった一晩で入院生活は終わり、自宅に連れて帰ってくることに。


それから、近所のかかりつけ医に毎日点滴に通うことになったのです。ふぅ・・・





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