あの時の茶色は♡
雪が溶けて
顔を出した大地の
希望の茶色だった…♡
🌱
中学になるまでの私は
自由な風に吹かれて
自由に文章を書いていた
でも
中学に入ってから雲行きが怪しくなった
頭の良い妹と比べられ
明晰かつ明瞭に文章を書く妹と
比較されるようになった
とにかく私は
理論を定め的確に書いていく努力をする
しかし書けるわけがない。
考えて書く作文は評価されず
自由に書いた作文は皮肉にも学年便りに紹介され、親の目にとまり
頑張っているのに理解してもらえない
書くことがどんどんどんどん
苦痛に変わる
もう、どうでもいい。。。
私は書く事を捨てた
この時、恩師に会いに行っていれば
あれほどどん底に落ちなかったかもしれない
でもそんなこと14歳に思いつくはずもなかった
中学2年生は人生初の彼氏ができ(ジャニーズJrの人ではありません)、この人もたまたまサッカー部だったため、プロミスリングやミサンガを作ったりで、日記より楽しい事は毎日あったりした。
時は流れ高校2年生になり
運命の人に出会う。
Rちゃんだ。
ある日Rちゃんは休み時間に日記帳を取り出して、私の目の前で日記を書き出した。
私が「何してるの?」って聞いたら
「毎日、日記を書いてるんだ!菜の花も書いてみたら?楽しいよ😄」って
0.37の茶色のボールペンですらすらと書いていた。
Rちゃんの日記帳は茶色に染まっていて、、、
それが大地のようにみえた。
Rちゃんは「今日の放課後、日記帳一緒に買いに行く?」って誘ってくる。
ついでにプリクラも撮ろうよ!って、、、
息をするのも忘れてRちゃんを見入ってしまう私。でも、心はじんわりあたたかかった。
そう、
雪どけのように。
Rちゃんの0.37の茶色は
雪が溶けて春を待つ
大地の色だった
Rちゃんとの運命の出会いにより
また書くようになって
mixiをやり
そしてアメブロにインストール。
現在に至る。
Rちゃんに出会っていなければ
アメブロに辿り着いていないかも♡
そしたらあなたに
会えてなかったかもね。
ちなみにね♥
あの時、
Rちゃんと日記帳を買いに行ったあの日、ボールペンも買ったんだけど、
私は何色のボールペンを買ったと思う?
♡
おやすみ♡