

では朝から早速第19話です。

…
"医者と患者の関係に戻ることにした?"
"何故だ?まだ心の整理ができないのか?"
"それなら仕方がない…ただ、君は医者としても1人の人間としても落第だ。"
"ガン研究所に席をあけるから当分そこで勤務するんだ。"
"チャン博士…本当にガン研究所に行かれるんですか?"
院長の車で自宅に送ってもらうことになるヒョンジュ…
"嫌でしょう?医者が患者と恋愛しようとしたり、院長だってやつは患者を家まで送ると言うし。おかしな話ですよね?"
"それなら仕方がない…ただ、君は医者としても1人の人間としても落第だ。"
"ガン研究所に席をあけるから当分そこで勤務するんだ。"
"チャン博士…本当にガン研究所に行かれるんですか?"
院長の車で自宅に送ってもらうことになるヒョンジュ…
"嫌でしょう?医者が患者と恋愛しようとしたり、院長だってやつは患者を家まで送ると言うし。おかしな話ですよね?"
少し微笑むヒョンジュ
"このお店、雰囲気がいいですね。また来られるようにメモしておかないと。"
"これはやられたな。ヒョンジュさん、私と話していて気楽ですか?"
"ええ。"
"それならば早く本題を話すべきでしたね。"
"院長がナムヒョンジュさんの主治医ではありませんか?"
"私も覚悟はしています。時間が長引けば長引くほど周りを巻き込み苦しめる気がして"
"それは手術をする理由になりません。大切なヒョンジュさんの命のことなのに、周りに気を使うことは正しいことではないです。"
"それは手術をする理由になりません。大切なヒョンジュさんの命のことなのに、周りに気を使うことは正しいことではないです。"
"じゃあどうすればいいですか?"
"手術するには手遅れです。すみません。でも、このまま諦めるのは良くありません。"
"あとどれくらい…どれくらい残っていますか?"
"ヒョンジュさん、あなたがどれだけ素晴らしい方かご存知ですか?"
"私が?"
"あなたはチャンソクジュンのような冷徹な男に奇跡を信じさせた人なんです。ヒョンジュさんは1ヶ月前に亡くなっていてもおかしくはなかった状態です。なのに、まだ生きてるじゃありませんか。まずはそこから奇跡です。ヒョンジュさん、あなたは正しい。残りの人生が決まっていて、誰かと熱い恋愛をしたいのなら、そうしてみてください。相手が誰であっても…"
自宅に戻ったヒョンジュ…
"こうやって4人でご飯をたべるのは久しぶりだな
"明日また来るよ。"
"ママ、一緒に寝ていい?"
"もちろんよ。"
"ママ、何を書いてるの?""本を書いてるのよ。眠れない時にね。書いてると心が楽になるの。"
数十万個の花びらが私の前に落ちた。
花見をする、さらにと欲が湧いてくる。
今見ている姿以上の絶景がありそうで。
明日か、明後日かはもちろん分からない。
目の前の姿以上を想像する〜これはもしかしたら見たことのないことに対する欲なのかもしれない。"
ダヘの家のインターホンを押すドヨン…"インターホンなんか押さなくていいのに。"
"突然、数字を思い出せなくなって…"
"忘れないようにドヨンさんの誕生日にしたのに。一緒に飲みませんか?"
"明日からは行きたいときにいつでも行ってきて。私も忙しくなるから。JQの理事を辞めてソウルに戻ろうかとも思ってるの…ヒョンジュさんはどう?"
"明日からは行きたいときにいつでも行ってきて。私も忙しくなるから。JQの理事を辞めてソウルに戻ろうかとも思ってるの…ヒョンジュさんはどう?"
"気分は落ち込んでるさ。10年以上連れ添った夫婦が分かれるのはたやすいことではないからな。"
"どれくらい悪いの?"
"どれくらいって…"
そういって、家を出ようとするドヨン。
"今でたら私とドヨンさんはおしまいよ。"
"ヒョンジュはもう長くないんだ…その時まででもそばに居させてくれ。"
"なぜ私のことを考えてくれないの? 今でも気が狂いそうなほど怖いのに。いっそ私がガンにでもなろうか?ガンを飲み込んでいつでもガンになる!そうすれば、ナムヒョンジュより先に死ぬじゃない。"
翌朝…JQに乗り付けられる高級車。
"ヒョンジュはもう長くないんだ…その時まででもそばに居させてくれ。"
"なぜ私のことを考えてくれないの? 今でも気が狂いそうなほど怖いのに。いっそ私がガンにでもなろうか?ガンを飲み込んでいつでもガンになる!そうすれば、ナムヒョンジュより先に死ぬじゃない。"
翌朝…JQに乗り付けられる高級車。
"良い知らせ?"
"それは話してなかったな。レイモンド一人でそんな大きな問題は決断できないだろう"
"妹はいませんか?"
"さっき帰りましたが?"
"おまえどこにいるんだ?車を止めて上がってきたのに。"
"私は会社を出たから、あとはお兄ちゃんが勝手に使えばいいわ。"
…自宅では
ヒョンジュが外に出るとチャン博士が…
"病院に来てください。2、3日で良いので。"
"おまえどこにいるんだ?車を止めて上がってきたのに。"
"私は会社を出たから、あとはお兄ちゃんが勝手に使えばいいわ。"
…自宅では
ヒョンジュが外に出るとチャン博士が…
"病院に来てください。2、3日で良いので。"
"私は家でやることがあるから…ソング、お家の人には言ったの?"
すると家にはまたチャン博士が…
"嘘って何の嘘ついたんですか?"
"ヒョンジュさんの病気を治せる実力もないのに、医者の神のように治せると言ったこと…だけど、ほんとに毎晩祈っていたんです。"
"なぜまた私に希望を与えようとするんです?私は今とても今心が楽なんです。私残された時間を受け止めるつもりでいます。もう行ってください、二度と現れないでください。この世で誰が死にゆく女を愛すると言うんです?私がただ夢を見ていただけですから…夢ならこんなに苦しくはないでしょう?"
…
…
第20話に続く…