
日吉大社
滋賀県大津市坂本にあります


東本宮の御祭神である大山咋神(おおやまくいのかみ)は日本最古の書物である古事記にもその御神名が記されている比叡山の山の神です。
また、西本宮のご祭神である大己貴神(おおなむちのかみ)は、天智天皇の御代に奈良から大津への遷都が行われた際に奈良の三輪山より御神霊をお迎えし、国家鎮護の神として祀られました。
平安京遷都の折には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、また伝教大師が比叡山に延暦寺を開かれてよりは天台宗の御法神として多くの方より崇敬を受け、今日に至っています。
境内には魔除けの象徴として、神猿(まさる)と呼ばれる猿が祀られ、「魔が去る、何よりも勝る」にちなんで大切にされてきました。
中世には織田信長公の焼き討ちによって、以前の建造物等全て灰儘に帰しましたが、その後の復興によって今日の姿となっています
大宮橋・・・大宮川に架かる石橋。走井橋・二宮橋とともに「日吉三橋」と呼ばれていて重要文化財です

西本宮楼門・・・軒下の4隅に木像のお猿さんが楼門を守ってくれている重要文化財です。屋根を支えてくれている「棟持ち猿」がいます
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西本宮本殿・・・現在の社殿は1586(天正14)年に建てられ、「日吉造(ひえづくり)」という独特の形で、床下にはかつて仏事を営んだ「下殿」と呼ばれる部屋があります。ご祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)で国宝です
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神輿収蔵庫・・・桃山時代から江戸時代にかけて作られた7基の神輿が展示されています。4月には「山王祭」というお祭りが行われます。7基とも重要文化財です
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金大巌(こがねのおおいわ)・・・八王子山上の急斜面に2つのお社があります。その間にある、高さ約10mの岩がこの神社の始まりの場所とされています。
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東本宮・・・ご祭神の大山咋神(おおやまくいのかみ)と樹下宮ごご祭神である鴨玉依姫神(かもたまよりひめのかみ)はご夫婦で国宝です
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日吉雌梛・雄梛・・・雌梛(めなぎ)は男性が女性の幸せを、雄梛(おなぎ)は女性が男性の幸せを祈る木とされています。家内安全・夫婦和合・縁結びをお祈りする「梛の葉守り」が販売されています

この1300年にわたる敬仰の歴史の上に、全国崇敬者の熱誠により、昭和15年11月7日、天智天皇の古都・近江大津京ゆかりの大津市錦織・南志賀(現神宮町)の地に御鎮座になりました。

映画『ちはやふる』の舞台ともなっているようです。
毎月第〇土日(第何週目か忘れました

私と彼が行った時もマルシェが行われていましたが、行った時間が終わる時間で、出店者の方々が片づけておられるところでした

私もまた出店したいなぁと思っています
