綱吉と右衛門佐(えもんのすけ)の時代も終わってしまいました。
父・桂昌院に対する綱吉の想いは苦しいものでしたね。
桂昌院は、有功様への想いと家光公への想いがずっとあるのだけど、ありすぎて、娘を苦しめているのに気付かない。
あの可愛かった玉ちゃんが、と思わずにいられません。
綱吉役の仲里依紗さんの表情、佇まいが苦しくて切なくて、でもとても上手くて好きになってしまいました。
そして、すけ(右衛門佐)ですよ。
ずっとずっと綱吉を想って、抑えて抑えてきた、すけの気持ち。
なんて美しい涙だったでしょう。
涙をこんなにきれいだと思ったことはないかもしれません。
しかも男の人の涙で。
山本耕史さん、素晴らしい。
上様もすけも泣いていましたが、テレビのこちら側も泣いていました。
「私は上様に恋をしておりました。」
「恋をしておりました」
なんて素敵な言葉でしょう。
すけ〜。
もっと早く結ばれていたらと思うけれど、あの時だからこそなんでしょうね。
でも、二人の幸せな時は、ほんの一瞬。
一日もなかったということですか。
短く儚い幸せと安堵の時間。
そして、綱吉とすけの愛の傍らでは、吉保が綱吉への愛で辛い想いをしていたんですね。
「私は上様に恋をしておりました。」
こちらは切ない苦しい恋。
幼き頃からの愛をずっと抱き続け、綱吉のそばにいるためなら、何でもするという吉保。
この人の愛も一途。
愛する人が自分以外の人を愛してるのを知るのは辛く苦しい。
いっそこのままと。
倉科カナさんも優しい顔の裏に強く激しい気持ちを持つ吉保を演じ切っていらっしゃいましたね。
お綺麗です。
着物も本当に素敵です。
綱吉も吉保も、年齢とともに御髪に白髪を混ぜたりしていて、細やかなヘアメイキャップ。
家光公と有功様がとても好きだったので、綱吉と右衛門佐の時代はどうなのかなと思っていましたが、どんどん引き込まれていました。
それにしても、キャスティングがいいですね。
この先も楽しみです。