●ガンの自然退縮につながる治癒反応がはじまると、
一週間ぐらいは寝込むようなつらい症状が続きます。
その後、リンパ球が増えてガンが退縮しはじめます。
●この反応をぜひ覚えておいてください。
この反応がわからないと、症状の変化に不安になるし、
医師に相談すれば、薬を出されてしまいますから注意が必要です。
●じつは、この治癒反応は昔から、
傍腫瘍症候群(パラネオプラスティック・シンドローム)という名前で、ガン患者の治癒過程で必ず起こる反応として知られていました。
ところが、戦後、抗がん剤を使うようになって以来、忘れ去られてしまったのです。
●傍腫瘍症候群の中で、よく知られているのは、
黒色肉腫、メラノーマが自然退縮するときの反応です。
発熱して、節々が痛くなり、その後で、アルビノ(白子)状態の斑点ができて、黒色肉腫が自然退縮します。
●これは免疫細胞や自己抗体が、ガンの黒色肉腫細胞とホクロ細胞をまとめて攻撃したからです。
もちろん、これは黒色肉腫だけでなく、ほかのガンでも起こることです。
この症状を経て、ガンは自然退縮へ向かっていきます。
●発熱、痛みのほかに、しびれなどの神経症状もでてきます。
ガンが攻撃されると神経も刺激を受け、しびれや痛みがでるのです。
傍腫瘍神経症候群(パラネオプラスティック・ニューロロジカル・シンドローム)とよばれます。
この反応も覚えておいてください。
●今の若い医師たちは、この治癒反応の存在自体を知らないことが多いようです。
●転移が起こるということは、ガンが治るサインなのです。
リンパ球が上りはじめたときに転移を起こしやすいということがはっきりしました。
つまり、転移というのは、原発巣がリンパ球によって攻撃されて、散らばっている状態なのです。
●じっさい、転移が起こったガンが自然退縮して治るということを何十例も経験しました。
転移は怖くありません。
ガンが治るサインです。
体が治癒力を発揮してガンをたたいている最中です。
●免疫力が上がってガンが痛めつけられたとき、一時的に腫瘍マーカーが上昇する現象が起こることも知っておくとよいでしょう。
斉藤一治 さんFB記事
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