能登半島に行ったらどうしても行きたいお寺があり訪れて来ました。
そこは、穴水町にある来迎寺は814年(弘仁5年)に嵯峨天皇の勅願により創建された真言宗の古刹。
【勅定山来迎寺】
平安時代末期には、穴水町の領主となった平家物語にも登場する武将【長谷部信連】の祈願寺となり、信連が高倉天皇により賜った観世音菩薩、嵯峨天皇御親筆勅額など多くの寺宝が今に伝わっています。
一瞬車で過ぎ去ってしまうような感じですが、
来迎寺の階段をあがる前にある来迎寺。
写真じゃわかりにくいんですけど、すんごい雰囲氣が良いんですよ。心が清められる感じと言うか。階段あがる前からめっちゃ、強いけど、優しく包みこんでくれるような心地良い。
また、感動したのは、本堂の彫刻。
素敵すぎて魅入ってしまいました。
またこの時期は本堂にはいれないんですが、
来迎寺さんは、能登秘宝めぐりの場所のひとつにもなってるんですが、円山応挙 氏作の【幽霊掛け軸】と【来迎寺涅槃図】の下記載の日程で、公開されます。
幽霊掛け軸は円山応挙の作で子供を残して死んだ女性を描いたものです。
因みに、円山応挙って誰?って思うと思いますが、
【幽霊に足がない】ってイメージありますよね?
その足の幽霊画を始めて描いた絵師が円山応挙さんなんですね。
★幽霊掛け軸(7/19~10/26)
★来迎寺涅槃図(※公開日限定9/12~9/23、この期間のみ拝観料500円)
これ、次回、絶対観に行きますᕦ(ò_óˇ)ᕤ
境内でこの心地よいパワー。
幽霊の掛け軸みたら更にパワーいただけそう。
また、来迎寺さんには、
12世紀に、穴水城主の長谷部氏の祈祷寺とされ、長谷部信連公のお手植えと伝えられている、推定樹齢600年を超える老木で、石川県の天然記念物に指定されている【菊桜】があります。
なんと、1つの花に300枚を超える花弁をつけるのが特徴で毎年花弁が増えているとも言われています。
来迎寺は菊桜の他、宝石を砕いて作られた珍しい掛け軸や古くから伝わる文化財なども多数残されています。のと鉄道穴水駅からなら徒歩で15分ほどです。
花は4月末~5月にかけての時期に見頃を迎えるそうです。
今は、満開の葉っぱですが、満開し菊桜想像したらこれも観たくなりましたᕦ(ò_óˇ)ᕤ
来迎寺、必ず来よう。