2年前、シーズン1はほぼ「半日」でいっき見しました。(もちろんその後、二桁台は観直ししてます。)
まず1話目のカルラ(エレンの母ちゃん)の死に号泣(´;ω;`)←口を押さえて声を殺しながら「行かないで…」っていうの、切なすぎる…。
そして2話目で「一推しアルミン」のじいちゃんの死に衝撃。
と言いますか、「人口増加の口減らしのため、2万人を巨人のいる区域にいれる」っていう発想があまりにリアルで…なんとも言えませんでした。(仮に現実世界でそういうことが起きたら…どうなるかな。同じように口減らし…として生き残れないのを分かっていて導入すると暴動が起きかねないから…こっそり配給の食物とかにすぐ身体的影響が出ない程度のバレない毒を入れて、発症したら「ウイルス」のせいにして、パンデミック起こさせて口減らし…って、あれ??? まさか…コ○ナがそれ???←ただの妄想です。)
3話目でエレン達の訓練兵物語が始まり、やっと一段落…と思いきや。
4話目にして超大型巨人再登場Σ( ̄□ ̄;)
あの時私、ラーメンすすりながら見ていたのですが…登場した瞬間、箸が口の前で止まってしまい…気がついたら(って気がついたのはすでにエンディングロールでしたが)ラーメンが散らかってました…。
5話目以降は…もぉもぉひたすら「カオス」!!!!
いやはや…兵士達は立派でした。私だったら…無理!戦えない!怖すぎる!地下道に入って逃げる!←ヘタレめ…。
そして次のカオスが…女型の巨人登場時、ですかね。
(瞬時にピクシスに向かって「お~い!!! 超絶美女の巨人いたよ~!!」って教えてあげたかった…)
そして、この女型の巨人出現の際に肝(きも)となったのが…リヴァイ班。
真ん中がエレン、右側がエルド、左側がグンタ、カワイイ女の子がペトラ。
そして、馬に寄りかかってるオッサンがオレオ。(19歳と知って「老けすぎだろ!」とツッコんだ←どう見ても50代…)
1話目からすでにアルミン推しでしたが、リヴァイ班が出てからはアルミンの次にお気に入りのメンバー入りしたほど。
とくにペトラの可愛さといったら…なんていうのか「普通の女の子」なのが、なにより最高!!!!
※だってさぁ…ミカサは強すぎて超人レベルだし、アニも無愛想の上格闘技の天才、そしてサシャも可愛いけど食べ物に関わると「ケダモノ」になるし、ハンジはもう多次元レベル、クリスタは可愛いけどなんかいい子ちゃんすぎるし、ユミルは♂とも♀ともつかない中性っぷりだから…普通の女の子が恋しかったンだもん…。
そして、リヴァイ班の結束は物語の中でも「エレンと同様に手に噛みついてみる」などの行為で美しく描かれ…
ぶっちゃけ、最終話までみんないるんだと…信じて…いや、「思い込んで」ました。
だからこそ、21話の衝撃が!!!!
海外反応動画を観ていても、女型の巨人に追い込まれた状況の中
「ペトラはやめて! ペトラだけはやめて!!(T□T;) 」
と必死に叫ぶ視聴者が多かったことに共感。
いや、ほんと。
ペトラは殺さないで欲しかった…。
※医療従事者のナイミン的には、「ああ…この状態は苦しむことなく即死できたんだな」とそれだけを救いにした。
しかし、このことによりエレンが超激怒!
巨人化して女型に対戦するも、その時はあえなく惨敗。
女型を捕らえられなかったことで調査兵団自体も責任を追及されることとなるも…そうなってからの逆転劇がスゴい。
とはいえ。
このリヴァイ班全滅(エレンとリヴァイのみ残る)を通じて私達視聴者に残されたのは…
「進撃で推しキャラできても、すぐに死んでしまう」
というなんとも悲しい境地。
22話でリヴァイ班の家族が出てきた時には「なんて残酷な場面を見せるんだ!!! 私を殺す気か!!!」と叫んだし、娘の死を知ったペトラの父ちゃんがどうなったのか…未だに気がかりで仕方ないけど…
しかし、やっぱり「彼らの死は、決して無駄ではなかった」と信じています。
何故なら、リヴァイ班を失うことでエレンが激怒し、女型と対峙したことで最終的に「涙する女型の巨人」を視聴者が見るにいたり、その時に「もしかしたら…巨人側も殺戮したくてしてるワケじゃないのでは?」と推測に至れました。
そして、遺体を置いていかなければならなくなった時、巨人との戦いにより「どれほどの犠牲とどれほどの悲劇と、どれほどの理不尽さが彼らにもたらされているのか」も痛感しました。
悲しい場面を二重、三重、四重ぐらいに表現することで、より「エレン達が置かれている悲惨な状況」を視聴者に伝える結果となった──私はそう思っています。
私の周囲には「進撃、シーズン1の途中であまりに残酷で観れなくなった」という人が多いのですが…まぁ、確かにそうかもな…とは思いました。
だけど、現実社会ではもっと残酷でもっと悲惨なことが「たくさん!!!」起きています。
今、「リアルに」世界で戦争が起きています。
もしかしたら、もっとそれが広がるかもしれない。
私がヘヴィな作品を好む理由は、「作品の中に、現実の悲惨さを回避したり乗り越えるヒントがあるのではないか」と思っているからなのですが…進撃の巨人は、まさにそれに相応しい作品だと個人的に思っています。
だから、徹底して考察したい──そう思っています。