アラン・マリオンの命日 | 岩下智子「笛吹女の徒然日記」Tomoko Iwashita

岩下智子「笛吹女の徒然日記」Tomoko Iwashita

フルート奏者 岩下智子が綴る気ままな日記です。

こんにちは、フルーティストの岩下智子です。
毎日お暑いですね。

今日8月16日はパリ音楽院教授アラン・マリオン(1938-1998)の命日です。59歳でした。

私はニース夏季アカデミーでマリオン先生に習いました。とても明るく気さくな先生で、その音の美しさは今だに耳に残っています。

よくアジアに来訪し、マスタークラスをやっていらっしゃいましたので、東京でも何度かお目にかかりましたが、ニースは特別で、マリオン先生のご出身のマルセイユと近く、太陽と地中海の海がマッチしていて、人々も解放的でした。先生も素のままだったと思います。

私のお薦めの録音は、
「パリのフルート」
サン=サーンスの「3つのロマンス」、ジョリべの「リノスの歌」ヴィドールの「組曲」などが収録されていて、その華やかさ、テクニックと、センスのよさに魅了されます。
ぜひ聴いてみてください。