今日は、ドイツプロイセンのフリードリヒ大王(1712年1月2
ご存じのように大王はフルートを好んで自身で演奏をしていました
かの地、ベルリンでは、関連するコンサートがたくさん催されるよう
そのフリードリヒ大王は、宮廷楽団のフルート奏者のクヴァンツに
実は、その大王が所有していたフルートを、ドイツに住んでいるときにベルリン楽器博
大王が演奏し、持ち運んだものだと思うと、興奮しました。
木箱の中に2本分のパーツが入っています。組み合わせによって、ピッチを変えられるようになっています。パリ製、I.Scherer。フリードリッヒ大王は、啓蒙主義、哲学者ヴォルテールと親しくし、かなりのフランス通として知られています。
ポツダムにあるロココ建築のサンスーシ宮殿も フランス語の ”Sans Souci”(憂いなし)からきています。小さい宮殿ですが、庭園の形式や木々、葡萄畑、噴水などフランス的で、いかに大王がフランス趣味であったかがわかります。
その他、この大王のもとに、老齢のJ.S.バッハが宮廷楽団の息子、エマヌエルを訪ねてきて、《音楽の捧げ物》を大王に献呈した話は、有名ですね。