もう何度お邪魔したら気が済むのか?秋田へ帰るたびにお邪魔しているのではないのかというほどですが、地元では古くから「由利正宗」の銘柄で愛されており、「雪の茅舎」の銘柄でも知られる齋彌(さいや)酒造店さんへ伺ってまいりました。こちらのお蔵さんは、平成に入ってからの全国新酒鑑評会で13回の金賞受賞ということで、秋田で一番の成績をあげておられるとのことです。全国でも人気が高まっておりますね。
蔵の建物は有形文化財になっています。洋の雰囲気も融合して、独特の佇まいですねー。
米の味を最大限に出せるようにとの考えのもとお酒造りをしているこちらのお蔵さん。「三無い造り」(割り水しない、カイ入れしない、濾過しない)が衝撃的でした。また、完全に自社酵母を使用しており、全製品が原酒ながらも平均してアルコール度数は16度くらいというから驚きです。これも長年研究してきた自社酵母であるがゆえになせる業だとか。
蔵を入ったところには仕込みで使用される水の井戸があり、とっても澄んで綺麗な水が湧き出していました。こちらをちょっと味見をさせてただきました。秋田の酒の中では硬水だということでしたが、口当たりとっても柔らかく感じました。
こちらの蔵は「登り蔵」と言われています。坂になっている地形に合わせてつくってあるため蔵の中も坂道になり登っているのです。とっても面白いっ!(写真が無くてすみません)
現在は仕込み蔵が改装工事中ということで、10月には完成するそうですので、また伺ってみたいと思ったのでした♪♪
入口にあるデッカイ杉玉と一緒に。
今回も大変お世話になりました。有難うございます。
(齋彌酒造店 http://yukinobousha.jp/ )