わたしたちの蔵見学も、大詰めに差し掛かってまいりました。今回は、新潟市西区内野にある塩川酒造さんへお邪魔してまいりました。塩川酒造さんといえば、「越の関」「願人」そして、最近記憶に新しいのはお肉に合うお酒「COWBOY YAMAHAI」ではないでしょうかっ♪♪
内野駅で集合した私たちは、徒歩7~8で塩川酒造さんへ。塩川和広氏にお出迎え頂き、そのまま蔵の中へご案内いただきました。
原料処理室では、浸漬についてのご説明を。高精白の米の場合は、大きなタンクで浸漬したり、機械で洗米したりすることは行わず、10キロづつ小袋に入れて洗米するなど、それも、50秒手でといで、その後水をかけ流すなど、数秒違うだけで給水率が変わってきます。勿論、その年により米のできは違ったり、米によって、精白率によっても違ったりするわけですから、給水率には細かな注意を払わなければならないわけですよね。と、いったようなことを改めて認識することふができる、とても分かり易い説明でした。その後の蒸しの過程でも、なぜ蒸すのか?といったところからご説明頂き、ちょっとしたお酒造り講座でした。
仕込み蔵や搾りの現場にもご案内いただきまして、最後には試飲♪♪こちらでは、「COWBOY YAMAHAI」そして、アルコール度数低めの優しいカウボーイ君「TENDER」(でしたっけ?)、そしてそして、甲殻類とのマッチングを意識し、フランスの白ワイン市場に参入を考えているという新製品「フィッシャーマンソクジョウ」といった、けしからんほどワクワクするラインナップだったんですてーーーー!(興奮気味)
どれも、とっても美味しくて皆さん上機嫌でしたが、FISHERMANは、甘さと酸味がとても気持ちよく、女性人気を獲得しそうな予感??とにかく素敵なお酒だったので発売が楽しみです。カニさんの絵がインパクト大な真っ赤なラベルもカッコ可愛い感じです。
また、COWBOYが生まれた経緯に関して、2011年の酒の陣に来たアメリカからのとあるお客様、震災により酒の陣が中止になり、塩川さんに脚を運ばれましたが、そこで「願人」を試飲し、アメリカで売りたいとの要望を出されたそうです。その要望を受け、肉食に合うように酸を強化してできたのが「COWBOY YAMAHAI」だったのだそうですよ。
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さて、今回はこれだけではありません。ナント!この後蔵の中でギターの弾き語りコンサートを聴くことができたのですよ。前日に突如決定したのですが、こういったサプライズはとっても嬉しいものです。しかも蔵の中でなんて、感激です(詳しくは以下の記事をご参照ください)。
今回塩川氏が口にした言葉
「お酒造りはプラモデルをつくるようなもの」
これには心を掴まれたメンバーが多かったハズ(#^.^#)少なくとも私は「名言だなぁ」と思いました。
とにかく、「そんな切り口!?オモシロイ」と、思うような、斬新なチャレンジをするお蔵さんであり、常に変わり続ける姿勢は、これからも目が離せないと感じました。お世話になった皆様、ありがとうございました!!
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見学後、内野駅至近の「雪月花」さんで、ランチ昼酒し、ほろ酔いで乗った越後線が気持ちよかったです。
皆さん、ありがとうございました。