まさかの酔っぱらい浮気男は、あろうことか、
彼女を階段の上から突き落としたのです…
そこから先のことは、今でも鮮明に覚えていますが…
痛い腰を抑えながら、何とか起き上がったものの、
歩くたびに激痛が走る状態。
なのに、アホなタクヤは飲み会なのに車で来ており、
当時、免許取りたての私は、そんなタクヤを自宅まで送る羽目に…
当然ながら知らない町の、知らない道を、
タクヤの親友と電話を繋いだ状態で、何とか運転することに。
途中、泥酔しているタクヤが嘔吐するために、車を路肩に停めたり、
水を買ってきて飲ませたり…
いや、私も相当、腰をダメージ受けていて、とても運転できる状態ではなかったし、
とても歩き回れる状態でもなかった。
何とか、周りの力を借りながら…といっても、車内では、私とタクヤの2人だけ。
そんな状況で、タクヤをタクヤの実家まで送り届けた私は、
タクヤの母親と、最悪の対面を果たすこととなる…
酔っ払い男を送り届けた、可哀想な彼女に対して、タクヤの母親は、
「あらまぁ、迷惑かけたわね」とだけ言い、
酔っ払いながら車を降りたタクヤの頭を、思いっきり引っぱたくと、
タクヤを連れて、家の中に入ってしまった。
1人、取り残された私は、終電もない時間に、ポツリと民家が集まる住宅街で、
途方に暮れることとなったが、タクヤの親友から連絡を受けた、
タクヤの弟が家から出てきてくれ、兄貴のお財布から2万程抜き取ると、
私の手に握らせ、「これでタクシー乗ってください」と言ってくれたので、
なんとか、神奈川県から東京都まで帰ることに成功した。
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