女たちが夢見た「革命」とは?
連合赤軍事件をめぐるもう一つの真実に光をあてた傑作長篇。

山岳ベースで行われた連合赤軍の「総括」と称する凄惨なリンチにより、十二人の仲間が次々に死んだ。
アジトから逃げ出し、警察に逮捕されたメンバーの西田啓子は五年間の服役を終え、人目を忍んで慎ましく暮らしていた。
しかし、ある日突然、元同志の熊谷から連絡が入り、決別したはずの過去に直面させられる。

 

 

 

 

●感想レビュー

姪の結婚式をきっかけに刑務所に服役していた過去を告白し、絶縁されるシーンは生々しい・・・

そして関係者に会い、自分と向き合い始めましたシーンが1部、2部という感じで面白かったです。