2021年本屋大賞第2位!! 「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」 仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。

 

彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。 自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。

 

 

 

 

●感想レビュー

あこがれだけで上京し、惰性で生きているOL、子育てにより自分の居場所を失ったキャリアウーマン、ニート、定年退職した男性。

 

彼らが司書さんから勧められた本をきっかけに自分を見つめなおし、悩みに向き合っていきます。

 

こういう短編集の特徴として登場人物が直接であったり、間接的であったりでお互いの人生に関わっている描写が書かれているのが好きですね~