●あらすじ

心臓病を患う息子を持つジョンは、助かる道は心臓移植しかないと、担当医から告げられる。しかし、彼には移植リストに息子の名前を載せるお金がない。

 

家財を売って工面したが、全く足りず、病院側はそんな彼をつっぱねる。

ジョンは病院に立てこもり、医師らを人質に、息子を助けてくれ…と要求を出した。

 

 

 

 

 

●感想レビュー

こういう映画を観ると日本の医療保険は優遇されてるなぁ~

ホームレスでも高額医療を受けられるのに、映画の主人公は会社の経費削減で粗悪保険に説明なく変更され、本来なら受けられる高額医療を適用できなかった・・・

 

全ての人を救う事ができないのはわかっているけど、人命救助よりも営利を取った病院側に闘いを挑んだジョンに共感できる。

まあ、ジョンがいい人すぎて立てこもり犯人としてはグダグダを感じ、『大丈夫かな?』と心配になった自分がいたが・・・

 

ラストでは自分が自殺し、自分の心臓を息子に移植させようとするが間一髪間に合い、アメリカの医療保険に一石を投じた事件として注目させる裁判所のシーン・・・実刑にはなったけどハッピーエンドかな?