●あらすじ

モハベ砂漠に寂しく佇むダイナーに突然不気味な怪物たちに襲撃された!

そこに、完全武装した男、ミカエルが現れる。

 

彼は、神が人類を見限り、人間を皆殺しにすべく天使の軍団<レギオン>を連れてやってくると警告する。

人類が生き延びる最後の望みは、若きウェイトレス、チャーリーのお腹に宿った子を無事に成長させなければならない。

 

鋼鉄の翼を持つ大天使が率いるレギオンが襲い掛かってくる!

“迷える子羊たち”である人類は神と天使に太刀打ちできるのか!?

 

 

 

 

 

●感想レビュー

途中まで何を見ているのか分からなかった映画・・・

面白いか? 面白くない?

 

そういった話ではなく、説明が少ないので『この人は誰?』、『どういうキャラクター?』、『主人公は序盤の男(ネタバレすると天使)? それとも妊婦? 彼女に恋する男(父親ではない)?』・・・そんな疑問点が中盤まで続く。

 

人間ドラマがそれなりに面白く、ダイナー(小規模なレストラン)で働く親子、息子が気になっている妊婦ウェイトレス、車の故障で修理を待つ親子(父、母、反抗期の娘)とキャラクターはそれなりに濃い。

 

しかし、老婆が客として訪れ、客に襲い掛かり、物語は急展開。

エクソシスト展開のように発狂し、奇声を上げ、天井を這いずり回るのはホラー!

ゾンビやグールのように男を襲い、ケガ人を病院に連れて行こうとすると・・・空を覆うハエの群れが現れる。

 

明らかに悪魔なオカルト展開を予想したけど、敵サイドは『人類を見限った神の手下である天使』・・・

天使もイケメンで美女でないのが物語に疑問を抱く。

 

『ターミネーター』のように妊婦が生む男が『人類最後の希望』といい、助けるために登場した天使キャラ。

しかし、『ノアの箱舟』の次が映画の事態と言われても『小規模な感じになったな・・・もう一度、大洪水を起こした方が・・・』と神に進言したくなる。

 

あと、母親キャラが終始面倒な感じで邪魔をしてくる。

本人に悪気が無いのは分かるが・・・それだけにタチが悪く、人類を見限る神の気持ちが分かる・・・

 

全体的に面白かったけど・・・アクションシーンや心理描写、次に何が起こるのか?

そうした展開は良かったけど・・・無料だからこそだなぁ~