ジャックとアニーは、アメリカ・ペンシルベニア州に住む、なかよしきょうだい。
ある日、ふたりは、森の大きなカシの木の上に、ふしぎなツリーハウスを見つける。
中で本を見ていると、とつぜんツリーハウスがまわりだし、本のなかの世界へ行ってしまう。
ついたところは、恐竜の時代。本物の恐竜たちと、なかよくなったり、追いかけられたり。
ハラハラどきどきの大冒険がはじまった。はたして、ふたりは、ぶじに帰れるのか。
●感想レビュー
読みやすいけど、物語を盛り上げる『大事な要素』がちゃんとあり、子供騙しじゃないのが良かったです。
・恐竜の世界では、仲良くなったプテラノドンが追いかけるティラノサウルスから助けてくれる・・・
・中世のお城では、懐中電灯を魔術と勘違いして兵士を翻弄する
文字も大きくて読みやすいけど、こうした要素をちゃんと入れるのは素晴らしいですね~
恐竜の世界では『Mのメダル』、中世の本に挟まれた『Mのしおり』。
マジックツリーハウスには本当の魔術師がいたのか?
1巻では明かされていませんが、今後で本に入れる魔法の正体が分かるのでしょうね~
勤勉で慎重な兄、活発で無鉄砲で明るい妹。
1人だけでとイマイチですが、2人の兄妹の組み合わせだからこそ見ていて冒険が楽しくなりますね。