「抹茶パフェとドリンクバー」

 

足立はメニューも見ずに店員にそう告げると、間髪入れずに目の前の港に話し始めた。

 

「港さぁ、スマホにゴツゴツしたカバー施してる女、多分アホやと思うねんけど」

 

 

「となると、足立。

 

女が持つスマホにゴツゴツしたカバー施させようとした男は天才って事かい?」

 

 

「いや、港。そうは言ってない。

 

スマホの画面がバキバキに割れてる女、多分ケツ軽いと思うって言うてんねん」

 

 

「となると、足立。

 

ケツ軽い事が確定したのにも関わらず、スマホの画面がピカピカだった場合、

 

その女の画面をバキバキに割ってもいいて事かい?」

 

 

「いや、港。そうは言ってない。

 

血眼になってスマホでパズルゲームをしている女、多分食い方汚い」

 

 

「となると、足立。

 

食い方が汚いくせにスマホで血眼になってパズルゲームをしない女を発見次第、

 

即何らかの方法で血眼にしていいって事かい?」

 

 

「いや、港。そうは言ってない」

 

 

「足立、こうなりゃ女が持ってるスマホ全部捨ててやろうぜ」

 

 

「港、それはあかん。人として」

 

 

「え?何で最終的にオレがお前に注意されてんの?」

「抹茶パフェとドリンクバー」

 

足立はメニューも見ずに店員にそう告げると、間髪入れずに目の前の港に話し始めた。

 

「港さぁ、『私Sなんですけど』的な女の腹ことごとく殴っていい?」

 

 

「足立、それはダメ。だってその女性『S』なんでしょ。

 

ならダメ。『M』ならまだしも」

 

 

「港、世の中おかしなもんで、オレは『M』の女の腹は殴りたくないねん。

 

どうしても『S』の腹を殴りたいねん」

 

 

「どうしても?」

 

 

「どうしても」

 

 

「じゃぁ足立の為だからここで、オレが『S』の女性の役やってあげるから、

 

思い切って殴ってみ」

 

 

「港、お前、頭狂ってる?

 

オレは『私Sなんですけど』的な女の腹を殴りたいのであって、

 

オレの為に『私Sなんですけど』気取りの足立の腹を殴りたい訳じゃないねんけど。

 

そこで、ありがとう言うて、

 

『私Sなんですけど』気取りの足立の腹を殴って

 

オレが、『いや~良い疑似体験できたわ~。とか良い練習になったわ~』

 

ってなると思う?そうなる奴、完全に現生では社会不適合者の烙印押されんで」

 

 

「足立、一つ言っていい?」

 

 

「何?」

 

 

そもそも女殴っちゃダメだから」

 

 

「港、女だけじゃなく、人自体殴ったらダメだから」

 

 

「え?何でオレが注意されてんの?」

 

「抹茶パフェとドリンクバー」

 

足立はメニューも見ずに店員にそう告げると、間髪入れずに目の前の港に話し始めた。

 

「港さぁ、繁華街を自転車で走る女は若干かわいい確率が高いねんけど」

 

 

「足立さぁ、オレ最近筆談セックスしようと思ってんだけど」

 

 

「港さぁ、オレ嫌いな奴の家突き止めて、

 

ドアノブに人糞を塗ってやろうと思ってんだけど」

 

 

「足立さぁ、嘘が蔓延るこの世の中でAVだけが真実を語ってくれると思ってんだけど」

 

 

「港さぁ、お前のAVに対する信頼度の高さには感服するけど、

 

オレの体調悪い時の小便、フライドポテトと同じ臭いするから」

 

 

「足立さぁ、自己啓発本を熱心に読む20代後半の女は大体ブスだから」

 

 

「港さぁ。ブスの恋バナ。これ犯罪やから」

 

 

「足立さぁ、イヤホンのコードがぐちゃぐちゃに絡まったまま使用してる女、

 

だいたいエロい」

 

 

「港さぁ、ボーリング上手すぎる女は付き合った時の束縛がエグい」

 

 

「足立さぁ、オレ女が走って揺れる乳房が好きなんだけど」

 

 

「スポーツで揺れる乳房は?」

 

 

「港、それは違う」