今日は2期第11話のレビューです。


前回はリュウ金宴の真相が明らかに。

自分を責める謝憐と花城のやりとりが続きます。


といっても、花城、ずっと謝憐の話を

聴いてるんだよね照れ

そして、最後に、


「あなたは悪くない。俺だってそうした。

3人の命で太平を得る。最上のやり方」と

謝憐に言います。  




そう、謝憐が悪くなかったとわかって

ほしいおねがい


だけど、謝憐は良いことをした人は良いことが

もたらされる。そうあってほしいし、 

千秋にもそれを信じでやっていってほしかった

のに、その信念はウソだとなるのが耐えられない。


罪を犯してきて何もなかったかのように

生きた人もいるのに、千秋の父(国王)は

和平を進めたのにも関わらず、

酷い死を遂げてしまう。

その無慈悲な世の中を嘆いている。


謝憐は本当に万人が救わる平和な世界を

望んでるんですよね。

それを何度も何度も挑戦するんだけど、

崩れ去っていきます。




謝憐、珍しくたくさん話すけど、

やっぱり、自分を制して途中で辞めては

花城に謝る(笑)


それをじっと聴いては、全肯定する花城。

これだよ、これ。


謝憐に対しては

絶対、否定しない。

絶対、受け入れる。

絶対、助ける。


花城の鬼の等級はトップクラスの「絶」という

ところらしいけど、

彼の絶は「絶対、謝憐のことが好き」の

「絶」なんじゃないかと思う時があるよ(笑)


花城の真相究明は

やっぱり「謝憐を信じている」ことが

大きい。でもちゃんと理論的に推理してる

ところが彼の素晴らしさ。


その後、風師と風信がやってくるけど、

やりとりが最高爆笑


花城がいることで、戦闘モードになるものの、

花城が謝憐を後ろに隠す仕草で、

風信が察して、わざとに花城が極楽坊消失で

謝憐をさらったことにするという、

あの二人、めちゃくちゃ頭いい人たちですか!


それに比べて、風信の生真面目さよ(笑)

謝憐には花城から離れろの一点張り。

花城のわざとの挑発には

真っ向から食ってかかるし(笑)


四の五の言わないのが花城なので、

花城の一瞬の血雨で残りの鬼たちも一掃されて、

さらっと帰っていく照れ


謝憐も感謝して、こういう結末も悪くない

いうけど、

花城は

「考えすぎだよ。あなたの好きなようにやって」

と言って鬼市に帰っていきます。


これ日本語字幕では

「考えすぎだよ。思うままに進んで」

なんですけど、謝憐は真面目で、

出来事にどんな意味があるのかとか、

ちゃんと考える人なんですよね。


でも、いちいち考えなくてもいいし、

思ったことそのままでいいよと。


軽く言ってるけど、

これは謝憐にとってとても必要なことだろうな。

それを花城はサラッと言ってしまう。


花城は本当は一緒に鬼市に

帰りたかったでしょうね。

だって「月下の惜別」だもんな。

だけど、謝憐のこと考えて、

そこはでしゃばらない。

ほんと、彼は奥ゆかしい。


謝憐が好きなように生きることを望んで

どんな謝憐でも受け入れるおねがい


全受容の愛。

それが花城の愛。



次回はいよいよ最終回。