週末、地下鉄に乗っていたら

前の3人掛けの席に

3人組の女性が座っていた。

 

一人はどら焼きをムシャムシャと食べ

残りの二人は、大きな声で笑っている。

 

居酒屋なんかでも

話し言葉はそうでもないのに

不思議と笑い声だけが

爆発的に大きいグループがいるが

そのパターンだ。

 

歳は40代後半だろう。                     

 

彼女たちはいつからこんな風に

人の目を気にしなくなったのだろう?

 

1年前? 5年前? 10年前?

 

少なくとも20年前は

こんなじゃなかったはずだ。

 

 

 

あるファッションディレクターの男性が

こんなことを言っていた。

 

少女は、恥じらいを知って女になり

女は、恥じらいを忘れてオバさんになる。

 

まさにその通りだ。

そして、こう続けた。

 

できれば、30歳くらいの頃の

恥じらい度合いをずっと保って欲しい。

 

経験も増えてきて

ちょっとやそっとのことじゃ動じない。

でも、まだまだ

未知なことや未経験なことへの

不安や恐怖心も残ってる。

 

そんな、30歳くらいの

恥じらい年齢をキープするのが

女として一番魅力的だというのだ。

 

 

 

 

人間いくつになっても

視野と行動範囲さえ広げれば

知らないことにも未経験のことにも

いくらでも触れ合える。

 

そういう機会を作れるかどうかは

自分次第だ。

 

服にもエステにもお金がかかるが

恥じらいはタダ。

 

女が一生忘れちゃいけないものだと思う。