綺麗な人って、すべてのことに対して美意識が高い。
美容関係の仕事をしている友人がそう言っていた。
仕事柄、美しい人をたくさん見ている女だ。説得力がある。
「すべてのことに対して」
ここがポイントだ。
先日、表参道でとても有名なスタイリストさんを見かけた。
もちろん服装はオシャレだった。
が、印象に残ってるのは、表情の険しさと、姿勢の悪さ・・・
悪いところが、いい所を隠しちゃってたのだ。
君島十和子さんの美容本なんかを見てると、
美肌作り、化粧、髪、ファッション、体型、食べ物、リラックス法、考え方・・・
美意識がとにかく幅広い。
私のまわりの美女たちを見ても、みんな同じだ。
綺麗な人はとにかく、全方位で美を磨こうとしている。
数カ所集中じゃないのだ。
が、かと言って、彼女たち、すべての項目でNo. 1 かというと、そうじゃない。
ファッションだけなら、もっとオシャレな人はたくさんいるし、
体型だけなら、もっとスタイルのいい人もたくさんいる。
でもきっとこれが綺麗のコツ。
ほらほら体操競技で例えてみると、
一種目だけNo. 1になるんじゃなくて、
全種目でNo. 2とかNo. 3をキープして、ダントツで総合優勝するイメージ。
美意識も、「深く」より、まずは「広く」なのだ。
新色のアイシャドーパレットが出ればそれを買い、
流行のダイエットDVDがあれば、それを買う・・・
そういったことを繰り返す前に、やらなくてはいけないこと。
それは自分の再点検だ。
アイシャドーの色を変える前に、
やらなくちゃいけないのは髪の艶アップかも。
全方位に美意識を向けよう。
目指せ、全種目No. 2！ ・・・かNo. 3！
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