私の友達のモテ関西男が言っていた話。

自分の気に入った女の子が、ほんのわずかでも好意を持ってくれていると感じたら、
優しくこう聞いて、勝負に出るんだって。

お前、俺のこと好きやろ?

もちろん、言う本人もドキドキらしいけど、
かなりの確率で相手の女性も動揺して、その後いい雰囲気なると。




そして、彼はだいぶ大人になってから、転勤で東京に来た。
郷に入れば郷に従い、そんな彼も東京弁(?)を操るようになった。

そして遂にあの言葉を、東京弁で言う瞬間が・・・

お前、俺のこと好きだろ?

言ってみたら、いい雰囲気どころか、完全に女の子が引いたらしい。

分かる・・・  私も引く(笑)

「好きだろ?」と「好きやろ?」って、同じ言葉なはずなのに、
相手に与える印象がちょっと違う気がするのは、なぜだろう?

そう言えば、昔、京都に転勤した男友達が、
女の子に京都弁でわがままを言われると、何だか許せると言っていた。
これも、同じ現象かも・・・





人って感覚的な生き物だ。
使う言語とか、言い方とか、そういうことだけで、全然違う捉え方をする。

そうそう私の大親友の女友達は、日本語を話すと勝ち気で生意気な女だが、
英語を話すと、日本語なまりが超キュート。
そしてイギリス人と結婚して、今、イギリスに住んでいる。

他の言語は、ちょっと極端な例かもしれないけれど、
同じ言葉を話していても、ちょっとした言い方で印象ってきっと違う。

いや、それで人生が左右されたり、するかもしれない。

やっぱり、言葉って大事にしたほうがいい。



Facebookで、リリーの日常を更新中!