もうかなり昔のことだけど、
「25ans ヴァンサンカン」で、ある外国人モデルのスナップを見た。
全身真っ黒のコーディネートに、FOXの青い傘。
傘がなければ、完成しないコーディネートだった。
あんな素敵なコーディネートを、レパートリーに持っていたら、
雨の日が待ち遠しいに違いないと、心から思ったわ。
それ以来、雨の日に街を歩くと、人の持っている傘が気になるようになった。
そして分かったことがある。
傘まで全身のコーディネートに含めてる人って、多分かなり少ない。
そして、傘にこだわってる人は、
明らかに、全身とびきりオシャレな人だと言うこと。
傘にまで気を配る人って、オシャレの格がどこか違うのだ。
じゃあ、傘ってどういう基準で揃えればいいの？
あるスタイリストさんが言っていた。
傘はまず基本の３本を揃えておく。
① ベージュなど、どんな服の邪魔もしないもの。
② 冠婚葬祭にも使える無難な黒。
③ カラーとか、柄とか、装いのアクセントになるもの。
そして徐々に③を増やして、オシャレの幅を広げるんだって。
実は傘って、一回買うと相当長く使える。
いや・・・下手したら一生モノ。
だから、ちょっと背伸びして、いいものを買ってみるのもいいかも。
これだけビニール傘率が高い日本・・・
傘にこだわるだけで、オシャレの格はグンと上がる。
そして憂鬱な梅雨だって、きっと少しは楽しくなる・・・！
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