道行く男が、私の鏡代わりよ。

20代前半に聞いた忘れられない言葉だ。

当時、私より少し上の世代の女性たちは
バブルを謳歌し、言うこともやることも、華やかな人が多かった。

赤坂の全日空ホテル(現インターコンチ)は、
外資系ホテルなど、日本にはほとんどなかったその当時、
かなりイケてる(?)ホテル。

そのスイートルームを貸し切ったパーティーに連れて行かれ、
そこで会った、華やかで、美しいお姉さんが放った言葉。

すれ違う男が、どれだけ自分をチラ見するかで、
今日の自分を採点するんだって。


その発言もびっくりしたけど、そう思ってることを口に出すこともすごいと思った(笑)

でも、これって本質をついていると思う。






世の中に男がいなくなったら、
綺麗な女はいなくなる、と聞いたことがある。


人に見られる職業の女性は、どんどん美しく磨かれる傾向があるが、
それって、仕事中だけじゃなくて普段の生活でも同じこと。

結局、女って人の目・・・・特に男の目で磨かれるのだ。

確かに、日々歩きながら男の視線を気にするなんて、
自意識過剰に陥るリスクもあるけれど、
綺麗になるなら、利用しない手はない。





そうそうこの間、ある男性が「道行く女がオレの鏡」と言っていた。

え、まさか・・・

女がチラ見なんて・・・と思って、その日意識して歩いたら、
私はしっかり、かっこいい男性を目で追っていた。
普段から無意識にやってたらしい。

結局、男と女がいるから、双方が磨かれるのね、きっと。




Facebook、始めました。